07.3.9
  4位:ガイ・セシル (TOA)

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「いい感じじゃないか」
「気高き紅蓮の炎よ…燃え尽くせ! 鳳凰…天翔駆!!」
「だったら瘴気なんてほっとけ!!」

公式人気投票の結果を参照するまでも無く…。ひたすら「人気キャラ帝国」である『TOA』において、オレが最も好きなキャラ。それはルークでもティアでも大佐でもイオン様でもなく、このガイであるっ!! 序盤では、正主人公であるルーク以上に主人公っぽい役回りもこなすガイ。やはり、オレは相当に好きだな。ちなみにイオン様やギュス様(サガフロ2)、ピサロ様(DQIV)ほど「絶対」ではないが、コイツも「ガイ様」と様付けで呼ぶことさえある。これは一般的だけどな。
ともかく、そんなガイ。何はともあれ最大の特徴と言えるのは、コイツが「最高にイイヤツ」ということだろう!! いやもう、陳腐な言葉だってのは百も承知ではあるが、コイツは本当に「イイヤツ」だ! 序盤から、所々で意味深な台詞・行動を見せ、プレイヤーの誰しもが「コイツには何かあるな…」と思わせるガイ。そして中盤から終盤にかけて、確かにガイには「何かがあった」ことが解かる。…が、その過去を知ったことにより、更にガイの「イイヤツ度」が上昇したと感じたのはオレだけか!? だってそうだろ? 「あんな過去」がありつつもガイはルークを信じ続け、その親友であり続けたんだぞ!!
…ちなみに余談だが、ガイの称号「マブダチ」は、『S』ジーニアスの「トモダチ」をオマージュしたものだと思われる。

さて、そんなナイス・ガイだが…。ガイはイイヤツであると同時に、かなりの「兄貴キャラ」だ。オレがイメージする「テイルズ歴代兄貴キャラ」はチェスター(P)・ロニ(D2)・ガイがスリートップなのだが、そんな中でも、やはりガイがNo.1だとオレは感じる! 以前ハロルド(D2)の項で「妹にしたいテイルズキャラ」のNo.1が彼女だと述べたことがあるが、オレの「兄貴にしたいテイルズキャラ」のトップはガイである。
(ただ「兄貴っぷり度数」だとロニのが高い気もする)

バトルにおけるガイはルークを凌駕するスピードを誇る、言うなれば「リオン系」の剣士タイプ。そのためルークよりも扱っていて気持ちいいと感じることも多く、2周目は彼を操作キャラにした…という方もけっこういるだろう。
しかしそれ以上に注目したいのは、今回主人公であるルークの技…そのほとんどが『A』初出の新技であることに対し、ガイは特技と特技の複合奥義(魔神月詠華など)を除くほとんど全ての技(FOF技含む)が歴代技のリフレインであるという部分である!
しかも、ただ単に昔の技をそのまま…というわけでもなく、色々と「ヒネリ」が加えられているところがまたナイス!
たとえばプレセアちゃんの「翔月双閃」(S)をイメージした「氷月翔閃」。クレスの「襲爪閃空破」(P)から名前をもらったぽい「龍爪旋空破」。スタンの「獅吼爆炎陣」(D)ではなく、あえて『P』闘技場のリリスちゃんから引き継いだ「獅吼爆雷陣」など…こだわりのヒネリ(?)がまた嬉しい! だからこそ、やっぱりガイは操作したくなるのだ。
ただし、ナタリアはともかく(笑)、ガイに第2秘奥義が存在しないという事実を知ったときのショックは計り知れなかった。しかも、そのまま存在しないで終わってくれればまだ良かった。だけど何故に、北米版アビスにはきちんと搭載されている!? 買うのか? 買えってか!?

ちなみに松本保典さん演じる好青年・ナイスガイという意味では、オレはガウリィ(スレイヤーズ)をイメージするのだが…。
それ以上に、声こそ違うものの、オレは『今日からマ王』のコンラッドにガイの面影を(何故か)多分に感じているのだが(笑)
…我ながら、なんでだろう?

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