06.11.28
  52位:ナタリア・L・K・ランバルディア (TOA)

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「私の勝利は、我が国民の勝利です!」
「降り注げ閃光! アストラルレイン!!」
「やはりそうでしたか〜……ではありませんわっ!」

名前が長い(ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア。テイルズ史上最長)ため、略して上記のように書かれることも多い。ただし本名は、メリル。

人生において最も辛いことのひとつと例えられる、「肉親との死別」。特に両親(父親)と戦い自らその命を奪うことになったナタリアは、その試練を乗り越えることによってまたひとつの成長を果たしたと言えるだろう。
しかしこの「肉親との戦い」、その歴史は意外と古く、『D』ではご存知ルーティが弟と、リメイク版『P』ではすずちゃんが両親と、『E』ではメルディが母と、『D2』でもリアラが(深い意味で)母と、『S』でもロイドが父と……って、こりゃもしかして「テイルズ恒例」だったりするのか?(笑)
しかしながらナタリアとラルゴとの戦いは、ストーリーの展開上、その中でもかなりの「感動度」を誇ると言っていいだろう。

そんな彼女を一言で評するに、まず適した言葉は、何はともあれ「天然」だ。しかしその天然度は、ともすればコレットちゃん(S)に匹敵しかねないレベルであることに気付くものは少ない。コレットちゃんとは異なり、基本的には「気丈な王女」でありながら、真面目顔でとんでもない台詞を放ちまくっているところがナタリアのナタリアたる所以なのだろう。
ちなみに彼女のこの境遇、「王子」なら幾人か登場しているテイルズながら、実はメインキャラの「王女」(厳密には違うのか?)というのはナタリアが史上初だったりするのだ。

「回復術が使える」という部分が非常に大きく、弱い弱いと言われ続けているテイルズの「弓使い」としてはかなりの戦力を誇る。しかし他の5人と比べた「相対評価」で言ったらやはり力不足の感は否めず、強い弱いで言ったらやっぱり弱い。 使い続けるには、やはりある程度の愛は必要だろう。とはいえナナリー姉さんのように「悲しいほど弱い」というわけでもないので(酷)、パーティーインさせてもそこまでの苦労は無いが。

ちなみに彼女のFOF技に「エンブレスブルー」というモノがあるが、その技台詞は「輝ける青よ!」
この台詞が、『レジェンディア』第7章タイトルである「輝ける青」(英題Shining Blue)と相似していることに気付く人は少ない。

が。

それがエンブレスブルーの元ネタであるという保障など、結局どこにも無いんだけどね(笑)

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