07.2.23
  7位:ゼロス・ワイルダー (TOS)

Back  Next  Top  Home

「俺様の本気…見せてやるよ! 喰らいな! シャイニング・バインド!!」
「そうやって周りが腫れ物みたいにすると……もっと落ち込むんだよ、ボケが」
「ちゃんと俺のクルシスの輝石……壊せよ……」

『D』のリオン、『S』のクラトスさん、『A』の大佐など…。
テイルズシリーズには「人気キャラ」であることが周知の事実になったような、すなわち個人の好き嫌いはともかくとして、「アイツは大人気だ」ということが(テイルズファンにとっての)一般常識とまでなっているキャラが何人か存在する。…そしてもちろん、このアホ神子…もといゼロスも、そんな超人気野郎の一人であることを疑うべくもあるまい。最近の「ビバ! テイルズオブ!!」(オマケディスク)において、大佐と共に司会として出張っているのを見てもそれが解るだろう。やっぱりこういう「3.2枚キャラ」(造語。普段は3枚目なのに時々2枚目になるキャラの総称)は、総じて人気キャラになる宿命なのか。『SEED』のムウさんしかり、『NARUTO』のカカシ先生しかり…。
とかいいつつ、オレもトップ10に入れるほどゼロスを好きなんだからしょうがないが。(ついでに、ムウさん・カカシ先生も好き)

そしてゼロスを語る際に外せないのが、やはりそのシナリオ的な位置付け……すなわち生と死、裏切り……などの、言うなれば「影」の部分だ。当然ながら、そういった部分があるからこそゼロスがここまでの大人気キャラになったことは言うまでもないのだから。
そしてまた、これも言うまでもない話ではあるが…。生・死・裏切り…このフレーズが当てはまるテイルズキャラは、なにもゼロスだけではない。要するに、『D』のアイツがそうじゃないか、完璧に。
いや別に、ゼロスが二番煎じだと言いたいワケじゃないぞ。オレが言いたいのはすなわち、「そういう属性」を持った2人のキャラが、いずれもテイルズ屈指の大人気キャラだというその事実のみっ!! 時代は裏切り者だよダンナ! …ってなもんだ(笑)
ともあれオレは、クラトスさんも12位とかなり高い位置付けだとはいえ、見ての通りゼロスのがやっぱり好きなんだ。だからこそ、『S』でクラトスルートを選んだのは僅か1回で、あとは全てがゼロスルート。しかもクラトスルートを選んだのは、ゲーマー・テイルズファンとして後学のため見ておきたかったという理由で(汗)
しかしクラトスさんとゼロス、自分の中でどちらか「好きキャラ」が完璧に決まっている人ならいいんだが……オレのように2人に対する「好き度」が拮抗している人間の場合、やっぱりルート選択に毎度迷うんだろうなぁ…といらぬ心配をしてしまう。特に1周しかプレイしない人の場合、どちらを選ぶかはまさに死活問題!(そうか?)
まあ、もちろんその場合、事前に攻略本を持っている(攻略サイトを見ている)ことが必須条件という気もするが。じゃなかったら、知らぬうちに王道コレットルートへ直行というオチが見えているからな(笑)

バトルにおけるゼロスは、これまでも何度も言っている通り、クラトスさんの下位互換…ってところだ。しかしクラトスさんはクラトスルートを選んでも長期離脱があり、技の使用回数を稼げないことを考えれば、どちらも似たようなモノだろう。なにせ、装備も技もEXスキルもほぼ同一なわけで…。
唯一顕著に違うのは、やっぱり通常攻撃のモーションか。しかし「顕著」と言っても、それは「他の部分に比べて」という注釈付きでだ。そう…端的に言うなら「ゼロスのが派手」くらいしか言うことが無いから(笑)
ちなみにゼロスのが派手で無駄にクルクル回っているから通常攻撃の隙がデカいと思っていたが、後で調べたらそうでもないようだ。クラトスさんもゼロスも、見た目は違えど隙の大小は変わらず…ってところか。

ちなみにPS2版の場合、ゼロスにだけクラトスさんには無い固有秘奥義が搭載されているので、クラトスさんとの戦力差を一気に縮めた…あるいは突き放したと言えるかもしれない。
ま、結局は好みの問題……とか言ったら、身も蓋も無いか(笑)

Back  Next  Top  Home