07.2.22
  8位:ロニ・デュナミス (TOD2)

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「貴様を屠る…この俺の一撃ィッ! クリティカルブレード!!」
「叩きのめす! まだのめす!! 更にのめす!!! それがっ! ファイナルプレイヤーーー!!」
「カイル…俺がお前を守ってやる! スタンさんの分まで、俺が守ってやるからな!!」

ゼロス(S)と並び称される、テイルズ随一の女好き野郎。その実態が「極上ナンパ師」か「ふられマン」かという凄まじいまでの違いはあるものの、「とりあえずアホ」という意味ではどちらも似たようなモノだ(笑)
しかし顔は『Fate』のアーチャーにどことなく似ており、ただ突っ立っていれば十分に2枚目で通用するとも思うロニ。これで全くモテないのは、やっぱり根が3枚目だからか? それとも、「しゃべると3枚目」だからなのか(笑)

しかし先も言った通り「女好き」「ナンパ野郎」の体言であるロニも、何故かナナリーだけには反応せず。こんな2人を見ていると、『シティハン』のリョウさんと香をすんごく思い出すのはオレだけじゃないと思う。
「女好きなのに特定の女性だけには反応せず、逆にその女性には深層心理で好意を持っている」という構図! まさにピッタリではないか! まあ、ゼロスにはしいながいるように、ロニにもナナリーが付いていてやらないとダメなのだろう。

しかし、そんなロニ。公式にナナリーとのCPが用意されていることと同時に、カイルをヒロイン役としたヒーロー的役割をこなしていることもまた事実だ。見てわかるほどのカイルコンぶりはもちろんのこと、特にエルレインの力による「夢の世界」でのイベントがその典型だ!
涙ぐむカイルを抱き締め、「お前は、俺が絶対守ってやる!」と宣言するロニの姿は男らしく、そして主人公とヒロインの構図そのもの! というか、そこはカイル&リアラの役回りじゃないのか!? …とツッコんだほどである(笑)

バトルにおけるロニは、体力・防御力が低く「技のジューダス」と称されるアイツと正反対の、「力のロニ」。ジューダスの2倍はあろうかというHPでパーティーの壁役となり、高い攻撃力で敵を薙ぎ倒す……ことができればいいんだけどさ(笑)
確かにHPが高いのは事実なので、壁役になるまでは問題無い…が、攻撃力の高さを存分に活かせないのがニクい『D2』のバトルシステム!! 攻撃力の高さと反比例するように低すぎるロニの命中率は、「命中」というステータスが他シリーズより重要な意味を持つこのゲームにおいては致命的! 通常攻撃・通常技はもちろん秘奥義さえも満足にヒットしないロニの姿を見ていると、物悲しくなることうけあい! 余談だが、特にファイナルプレイヤーの「当たり難さ」は伝説レベルだと思う。

ともかく、チェスター(P)やティトレイ(R)、モーゼス(L)やガイ(A)など…並み居る強豪ひしめくテイルズ内において、オレがNo.1に近いほどの「兄貴っぷり」を感じているのがこのロニなのだ。ナイスでイカす、このロニを……好きになれないハズも無かったのさ!!

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