★ラッコの飼育員体験 〜サンシャイン国際水族館〜★  2002.12.3(火)

2002年11月24日、サンシャイン国際水族館で、友の会の「飼育員体験」のイベントに参加してきました。
魚やアシカ、水鳥など、いくつのコースがあったのですが、嬉しいことに、ラッココースが当たったのでした。ヽ(^0^)

最初は餌の準備からです。
ラッココースは私とKさんの2人だったので、交代で餌の準備をしました。
私は切り身のタラの重さをはかったり、イカのげそを食べやすいように処理したりしました。
イカの胴の部分の切り方も、ロコ用とリク用でそれぞれ違ったり、
イカや魚の部位でも、個々に好き嫌いがあるので、ロコとリクのバケツにあらかじめ分けていました。
(ロコはお年なので、切り目を入れたり食べやすいように切っていました。
これは、ラッコの担当者の方々によって、切り方も微妙に違うそうです〜)

最初の給餌はKさんになったので、私は外から別のラッコ担当の方と、
ロコやリクのことなど、楽しくお話ししながら見学していました。
私がさばいたイカのげそ、重さを量ったタラを、ロコもリクも美味しそうに食べてくれて、感激でした〜。

最初の給餌が終わると、食べなかった餌の量を量ったり(どのくらい食べたのか、これで分かります)、
翌日分の餌の準備や、水質検査をしました。
餌は、大きな冷凍庫から、ウチムラサキ貝、サーモン、ワタリガニ、イカなど、
ラッコ2頭の1日分の餌を、ラッコ水槽の裏にある冷蔵庫まで運びました。
ラッコはたくさん食べると分かってはいるけど、1日分をまとめて見てみると、
やっぱりたくさんの量なんだな〜、と改めて感じました。
水質検査では、phなどを調べ、その結果を見て水質の調整をするそうです。

それが終わると、次の回の給餌の準備です。
今度は、ウチムラサキ貝を殻から身をはがすのをやりましたが、
殻に身が少し残ってしまって、なかなか綺麗にはがせませんでした・・・。難しかったです。(-_-;)
そうこうしているうちに、2回目の給餌の時間・・・、私の番になりましたが、
その前に、ガラス面を綺麗にするシャワーのバルブの操作もさせていただきました。
(こういうことも、嬉しかったりします(^-^;))
そして、タイミングよく旦那が見に来てくれていて、給餌の様子をビデオに撮ってくれました♪

さて、いよいよ水槽内に入り、給餌をしました。最初はロコに、タラをあげました。
ロコはあまり目が良くないみたいなので、名前を呼んで、胸の辺りにタラを乗せてあげるのですが、
優しく両手(というか、前脚ですが・・(^-^;))で、ちゃんと受け取ってくれました。
怪しい奴? 食べてね。
↑遠くからリクが様子をうかがってます。
手前の茶色い物体は、ロコの背中です。
↑ロコにタラを渡しました〜。
ウマウマ。 ウマウマ・2
↑美味しそうにタラを食べてくれたロコ。 ↑同じく、ロコです。

次はリクに、先ほど殻から身をはずした、ウチムラサキ貝のむき身をあげました。
リクも目の前で、やっぱり両手で受け取ってくれましたが、食べるのが早い〜。あっと言う間に終わっちゃいました。
最後に、2頭に同時に(飼育員さんはロコ、私はリク)、殻付きのウチムラサキ貝をあげます。
ロコは、目の前で貝を割ってくれて、リクは、横の穴の下のところで割っていました。
2頭とも、美味しそうに食べてくれて、すごく感激でした〜。
 
はい、どうぞ〜。 もうないの、ごめんね。
ウチムラサキを両手で受け取ってくれました。 「もうないの〜?」とバケツをのぞき込むリク。

飼育員さんが、貝殻や食べ残しを拾っている間、
ひとりニヤニヤしながら、(っていうか、ずっとそうだったんですけど(笑))2頭を近くで眺めていました。
何度か近くに寄ってきてくれて、触れることも出来ました。幸せなひとときでした〜♪
 
おもちゃで遊ぶ? バイバイ、またね!ヾ(^-^ )
おもちゃにはあんまり興味なさそうなロコ。
後ろから、リクが覗いてます。(笑)
最後にロコに触らせてもらって、水槽を出ました。右はじに、ホースで1人遊んでるリクが。

ほんの数時間の飼育員体験は、あっと言う間に終わってしまいました。
すごく楽しかったのはもちろんなのですが、素晴らしい体験をさせていただき、いろいろと勉強にもなりました。
ますます、サンシャイン国際水族館が好きになりました。
飼育員の皆様、本当にどうもありがとうございました〜!m(_ _)m
 
〜体験後のラッコたちの様子です〜
ボールでもいいけど。 やっぱりホースがイイ!
私が渡したボールとホースで遊んでました。 リクは、ホースの方がお気に入りみたいです。
もう寝ますが・・・。 では、寝ます。
毛繕いが終わって、眠そうなロコ。 あっ・・・、寝ちゃった。


muny