新成人門出祝う 音楽成人式に約千人出席
新成人の門出を音楽で祝福。1月9日、午後1時から池袋西口の東京芸術劇場で「2017としま『成人の日のつどい』」が開催された。
豊島区の成人式は、平成3年より、オーケストラや合唱団などの演奏を行い、“音楽成人式”として新成人の門出を祝っている。
豊島区で、新成人を迎えたのは、平成8年4月2日から平成9年4月1日生まれの2,851人(日本人:男性948人 女性911人、外国人:男性559人 女性433人)。この日は約930名の新成人が参加した。
式典では、始めに豊島区がめざす「国際・アートカルチャー都市構想」実現に向けてのこれからの取り組みや旧庁舎跡地エリアの整備などをまとめた映像「豊島新時代へVer2」が上映された。その後、高野之夫豊島区長が「自ら考え、失敗を恐れず、困難にも果敢にチャレンジしていく、そんなたくましい人間に成長してほしい」と新成人にエールを送った。
新成人代表の高橋健一さんは「今日から新たな決意で自身を磨き、社会に貢献するための力をつけていきます」と話し、塩路麻梨乃さんは「これまで大切に育ててくれた両親に感謝をささげたいと思います。これからは責任を与えられ、その信頼に背くことないよう、また、大切な方たちの思いに応えるように、己の決断でこれから生きていきたいと思います」と誓いの言葉を語った。
後半は、豊島区吹奏楽団が、ドラマ主題歌等を演奏し、会場を大いに盛り上げた。途中演奏された「【区民の歌】としま 未来へ」では、豊島区立池袋本町小学校児童及び池袋中学校生徒が歌と演奏で華を添えた。
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