2017年3月

第3158号 2017年03月08日号


3日間で1万9千人
 としまものづくりメッセ


 豊島区の産業を支える企業が一堂に会す「第10回としまものづくりメッセ」が3月2日から4日までサンシャインシティ展示ホールBで開催された。

 今年は98社・団体が出展。一般の方も楽しめる体験教室、展示コーナー、講演会なども用意され、3日間で1万9千人を超える人出でにぎわった。また区内小学3,4年生らが社会科見学に大勢訪れた。とくに4日は親子向けの体験コンテンツが充実していることもあり、千登世橋中のロボットコーナー、印刷関連コーナーとともに人気だった。

 「としまものづくりメッセ」は、区内の基幹産業である印刷業をはじめ、精密機器、金属製品等の製造業や、独自の技術を持った区内企業などがそれぞれ優れた製品や高い技術を一堂に展示する池袋副都心の産業見本市だ。2007年に始まり、今回で10回目。今回、開催10周年を記念し、重要文化財をテーマにした特別企画を設け、区内の国重要文化財等が印刷されたものづくりメッセ記念切手の販売の他に、重要文化財コーナーを設置し、豊島区内にアトリエを持ち、国選定保存技術者である上田尚氏の金唐紙の作品計4点を展示。

 また、区内在住の薬師寺一彦氏が制作した、アクリルやガラスで作られた「水の彫刻」特別展示もある。人気漫画「遊☆戯☆王」とのコラボ作品や株式会社ブリヂストンとのコラボレーションによるイルカの人口尾びれ等計9点の作品を見ることができる。本日は、薬師寺氏による「『1+1=無限大』、アート“水の彫刻”と異業種のコラボが生む新しい価値」やビジネス書年間売上1位を獲得した「伝え方が9割」の著者佐々木圭一氏による講演も行われる。

 さらに「女性にやさしいまちづくり」を積極的に行っている豊島区は、女性起業家を支援しており、メッセ内で女性起業家による講演も。3日は、仏のスキンケアブランドYON-KAと全くの個人で交渉し、独占販売権を獲得した武藤興子氏による「会社を起こし、続けていく極意~起業するまでに必要なこと・起業してから大事なこと~」、全国の職人と赤ちゃん・子どものための日用品ブランドを制作する会社「aeru」を立ち上げた矢島里佳氏による「日本の伝統や先人の智慧を暮らしの中で活かし、次世代につなぐ」。また、「女性のための起業塾」の卒業生6名が日替わりでハンドトリートメント体験やアクセサリー等の販売を行うブースを出展した。


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