繁華街で立入検査 豊島消防署、池袋消防署
豊島消防署
豊島消防署(髙𣘺直人署長)では7月5日、参拝客や買い物客で賑わうJR巣鴨駅・駒込駅周辺の繁華街で一斉立入検査を実施した。
検査は豊島消防署員を中心に第五消防方面本部、豊島区、巣鴨警察署及び地域の防火安全体制強化の推進に関する協定を締結している巣鴨駅前商店街振興組合の協力を得て、駅周辺の物販店舗や飲食店の避難施設(階段・廊下等)を重点的に行い、利用者の安全が確保されているかチェックした。
豊島消防署では、今後も東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、「セーフシティ」の実現に向け、繁華街地区の建物に対して立入検査を実施し、利用者の人命安全確保に努めてまいる。
池袋消防署
池袋消防署は7月6日、飲食店や風俗店等が入居する雑居ビル等の階段や通路、防火戸の維持管理状況に重点を置いて消防職員27名と豊島区役所建築課員及び池袋警察署員が連携して立入検査を行った。
繁華街を抱える池袋署では、大惨事につながる火災を起こさないために定期的に夜間査察を実施し、違反是正に力を入れている。
この日は階段や通路等に、看板やビールケース、ダンボール等を置き、避難の障害となっていた事業所に対し、速やかに物件を除去させるとともに避難施設の適切な管理について指導した。
今回の立入検査では、階段、廊下等に避難障害となる物件を置いていた事業所のうち、大量に物件を置いていた事業所については命令を発令し、当日中にすべての違反を改修した。
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