“スポーツ都市”実現へ 第70回区民体育大会開幕
第70回区民体育大会総合開会式が9月5日、選手や各団体代表者、役員など約900名を集めて豊島体育館で開催された。主催は豊島区と特定非営利特定法人豊島区体育協会(副島健会長)。来賓として木下広区議会議長、大谷洋子副議長、若狭勝衆議院議員、長橋桂一都議会副議長、米倉春奈都議、本橋弘隆都議、区議会議員多数が出席した。
主催者の高野之夫区長の挨拶の後、区スポーツ表彰として3名、7団体にスポーツ奨励賞が、20名、10団体にスポーツ栄誉賞が授与された。続いて28年度の区民体育大会優勝者及び優勝団体から区長杯返還が行われた。25競技種目を代表して、男子はソフトテニス、女子はバレーボールの選手が高野区長と小澤文化商工部長に優勝カップを返還した。
選手宣誓では、ラグビー協会の渋谷勇さんが「正々堂々と競技します」と声高らかに力強く行った。
続いて、体育協会から生涯スポーツ功労者表彰として、軟式野球連盟の岡部正博さんはじめ21名にスポーツ功労賞が授与され、受賞者を代表して椎の美スポーツクラブの山本広子さんが副島会長に心こもった喜びの謝辞を述べた。
区民体育大会は、陸上や水泳、少年野球、スキー、軟式野球など28の競技種目で行われ、7月から来年1月まで6か月間にわたって、区内各体育施設だけでなく都外の施設でも熱戦が繰り広げられる。
豊島区体育協会の月岡透副会長・専務理事は、「区民体育大会は毎年参加者が1万名を超える区では最大のスポーツ行事。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、参加選手の気分も高揚している。体育協会としてもこの大会をテコに、スポーツでいきいきと輝くまち、スポーツ都市の実現に向けて盛り上げていきたい」と抱負を語った。
»» BACK
|