中小診断士協会と連携 東京信金、取引先の支援強化
東京信用金庫(半澤進理事長、本店・東池袋)は9月7日、取引先の支援強化と地域の活性化を図る目的で、東京都中小企業診断士協会と業務連携に係る「包括的連携・協力に関する協定書」を締結した。
これにより、中小企業の経営課題に対して診断・助言を行う専門家である中小企業診断士をニーズに応じて紹介、事業性を評価し解決策を提案することで、中小企業支援をさらに強化していくねらいだ。
同金庫は、これまでも顧客の抱える課題の解決にあたって専門家を派遣・紹介してきたが、増加している様々な業種からの専門的な相談に対応するため、専門家とのネットワークの拡充が必要と判断、今まで以上に業種特性に応じたより専門的な提案が可能となる。また同協会との定期的な情報交換により最新の中小企業支援施策が学べるほか、専門家と同行訪問しノウハウを吸収することで金庫職員の事業性評価や提案能力の向上も期待される。
同金庫の半澤理事長は、「お客様の抱える経営課題に専門家と手を組むことで解決に導き、地域産業の発展に寄与したい。」と期待を寄せている。
写真は半澤進東京信金理事長=左=と、米田英二・東京都中小企業診断士協会会長
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