東京2020大会に向けて パラ水泳指導者講習
関東圏初、「パラ水泳指導者講習会」開催~1000日前、パラ大会成功に向けて障がい者スポーツの普及・拡大を~。「豊島区障がい者水泳指導者講習会」が10月19日、20日の2日間にわたり、豊島区立南長崎スポーツセンターで開催された。
この講習会は、一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟が独立行政法人日本スポーツ振興センターから受託している「アスリートパスウェイの戦略的支援」事業の一環で、豊島区と連携して実施された。
対象者は区立プール施設(区内4か所)を担う指定管理者の水泳指導者や豊島区水泳連盟理事らで、パラ水泳(障がい者水泳)に関する指導プログラムを学び、指導者の育成を行うもので、計12名が参加。講習は2日間で3講義、2実技で行われた。
主な講義は、『身体障がい者の水泳指導の導入』、『さまざまな障がいについて~水泳における障がい特性と注意点』、『発達障がい者の特性と指導における留意点』、実技では『体幹機能障がいの水泳指導法』、『視覚障がいの水泳指導法』など。
区の担当の藤田力課長は「障がい者の方で水泳をやってみたいという方が大勢おられる。また、指導者側でも、障がい害者の方にどう接して、どのように教えたらよいかわからないといった声がある。東京2020大会は特にパラリンピック大会の成功が目標だ。区としても障がい者のスポーツ参加支援をはかり、区立プールでも健常者も障がい者も当たり前のようにスポーツを楽しむ環境をつくっていきたい」と開催の意義を語った。
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