新成人は3144人 2018としま音楽成人式
「2018としま『成人の日のつどい』」が1月8日午後1時から池袋西口の東京芸術劇場で開催された。豊島区は平成3年からオーケストラや合唱団などの演奏を行う“音楽成人式”で新成人の門出を祝っている。
豊島区の新成人は平成9年4月2日から平成10年4月1日生まれの3,144人(日本人:男性969人 女性969人、外国人:男性653人 女性553人)。本日は、919人の新成人が参加した。
第一部の式典では、高野之夫豊島区長が「成人としての責任と自覚を持ち、失敗を恐れず困難にも果敢にチャレンジするたくましい人間への成長を願っています」と述べ、新成人の活躍にエールを送った。
その後、新成人代表3名による「誓いの言葉」が読み上げられた。本庄航輔さんは、「新たな決意で自身を磨き、社会に貢献するための力をつけていきたい」と述べ、中村健生(かづき)さんは「支えてくれた家族、先生や先輩方、地域の方々、苦楽を共にした仲間たちへの感謝を忘れず、日々自分に磨きをかけ、明るい未来へ歩んでいきます」と誓った。
今年は、東京2020オリンピック競技大会の新種目「スポーツクライミング」でメダルを目指す野中生萌(のなか みほう)選手(区内在住)も新成人代表として登壇した。野中選手は、「地元の方々の応援が、私にとって一番の力になっていると強く感じます。クライミングを通して皆さんに勇気や自信、希望を持ってもらえる人間になれるよう、これからも夢に向かい精一杯生きていきます」と誓いの言葉を語った。
第二部では、豊島区管弦楽団の演奏と豊島区立朋有小学校の児童による合唱等が行われた。映画「スター・ウォーズ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲など馴染みある楽曲や、ラデッキー行進曲、交響曲第9番「新世界より」などが披露された。朋有小学校の児童らは、さだまさし作曲の区民の歌「としま 未来へ」を元気いっぱいに歌い上げた。
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