「新しいことに挑戦
としまテレビ第23回放送番組審議会
昨年11月24日に豊島ケーブルネットワーク㈱6階会議室で開催されたとしまテレビ第23回放送番組審議会での各委員からの意見等紹介する。議題は「としまテレビコミュニティチャンネル平成29年度番組の振り返り。また今後の番組方針について」。
出席者は放送番組審議会委員長：高埜秀典（豊島区保護司会会長・豊島区商店街連合会副会長）、副委員長：阿部裕治（㈱豊島新聞社代表取締役社長）、委員：吉村辰明（区議会議員）、田中幸一郎（豊島区町会連合会会長）、小澤弘一（豊島区役所文化商工部長）、田中真理子（豊島区役所総合窓口課長）、長橋けい子（区民代表）。
豊島ケーブルネットワーク㈱からは、足立勲（代表取締役社長・現会長）、吉澤真一（取締役営業本部長・現社長）、上山裕史（技術部長）、安藤千賀（放送課長）。
各委員の意見等は次の通り。
▽高埜委員長：番組が大変変わってきた。放送自体が変化していると感じた。
今後の方針で町会に焦点を当てるという方向性は非常に良い。コミチャンは身近なもの、町の人を出すのが良い。サテライトスタジオの存在は大きいので町へ繰り出したらどうか。例えば民放ラジオは出張している。駒込の商店街ではサービスセンターで半日放送しただけで見に来る人が多い。生放送の魅力はそこにあるのではないか。区内商店街空き店舗の活用は重要。サテライトスタジオでの対応がとしまテレビの信頼度が増している。他新番組での地元大学大正大学との連携は非常に良い。腰をすえて見られる討論番組は良く、地域の課題に関心を持つし自分がプロになったような気になる。この町で何ができるのか・・がわかるようになる。
サテライトスタジオでのスケジュールは時間帯や1週間の予定など見えるようにしたら楽しいのではないか。顔が見える番組が非常に重要。身近なメディアは街のエネルギーとなる。区の施策として難しい横文字があるので他の方が分かるように細かく指導して欲しい。1年に1回の番組審議会であるがコミチャンは素晴らしい形になっていることが嬉しく思う。
▽阿部副委員長：サテライトスタジオの存在は大きい。役所に訪問した際としまテレビの存在が目に見えるようになった。要町本社では顔が見えない。区内商店街内の空き店舗にサテライトスタジオ（出張）を作ってはどうか？
1ヶ月くらい常設で放送を実施したら非常に喜ばれると思う。特別番組などはもう一回流して欲しいという要望もある。再放送をするべきではないだろうか。「あの番組をもう一度」という形がよい。
▽吉村委員：ケーブルテレビ開局に向けて動いたことが懐かしい。長野県の茅野市へ見学にいったことがある。議会報告は議員としても非常に嬉しい取り組み。公平性を持って放送して欲しい。
▽小澤委員：「としま情報スクエア」は定着している。職員が番組に呼ばれることに拒否感が無くなってきた。こういう形で発信手段を提供してもらえて良かった。特番に関しては作りこみが大変であるが熱心に取組んで頂いている。東アジア文化都市に関しても今後お願いしたい。
▽田中委員：ソーシャルイノベーション11月放送は作りこんでいて60分番組討論、中身が濃かった。ケーブルテレビでここまでできるのかと正直驚いた。取り上げる内容が企業や地域の方が出ているのが良い。前回の放送もすごく見たい。他、番組全体が明るい雰囲気になっているのが楽しい。区民部にいるので町会の魅力を伝える番組ができると嬉しい。これからの方針で伺った町会に力を入れて行くのは非常に嬉しい流れ。
▽長橋委員：サテライトスタジオで身近なネタが放送されるのは非常に良い。地元に対して接点が持てるのは非常に良いこと。地域に意識を持つことにも繋がる。放送時間などもっと発信できたら良いのではないか。区の職員の顔が見える番組は役所が身近になって非常に良い事で大事なことであると思う。番組もすごく工夫している。
▽田中委員（町会連合会会長）：「としま情報スクエア」町会シリーズには多くの好評を得た。町会の皆さん興味が出て非常に良い。再放送を希望する。今後町会に焦点を当てるということ、番組づくりに協力していきたい。町会連合会の役員会でも議題としてあがり町会長達もたいへんな関心を持っている。番組内で知った人や身近な路地が出るのは非常に楽しい。
他提案として、高齢者に対する番組を希望。福祉をキーワードに。
コミチャンを見てるといつもショッピング番組なのでそうした点を見直してもらえると嬉しい。
▽足立勲代表取締役社長の全体講評：今年度は新番組を増やし、豊島区の為にコミチャンを発展させてきた。豊島ケーブルテレビの社内環境も新しいことに挑戦できる環境へと整った。
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