区内児童・生徒のランドセル 今年もアフガニスタンへ
豊島区の子供たちの思い出がたっぷり詰まったランドセルが、今年もアフガニスタンの子供たちに贈られる。豊島区立小中学校の児童・生徒・保護者に寄附を呼び掛け、全部で335個が集まった。
豊島区教育委員会は、使用済みのランドセルを、世界で最も物資の不足している国の一つであるアフガニスタンの子供たちへ寄附する活動「ランドセルは海を越えて」(主催・公益財団法人国際協力NGOジョイセフ、株式会社クラレ)に賛同し、平成27年度からこのキャンペーンに協力している。
3月27日、区立池袋第三小学校(西池袋3-14-3)の校庭に集まった子供たちは、記念撮影を行い、思い出の詰まったランドセルの旅立ちを見送った。
今月同校を卒業した長家創大さんは、「お兄ちゃんのおさがりのランドセルは12年分の思い出が詰まっています。楽しい時もつらい時も一緒だったので大切に使って欲しい」と笑顔で話した。
集まったランドセルは、横浜港にて検品後、船便でアフガニスタンへと出発する。
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