豊島区ミュージカル第5弾 「ぼくらの町のふじの山」 5月5・6日、「あうるすぽっと」で上演 劇団ムジカフォンテ
豊島区を題材にしたミュージカル公演でおなじみの劇団ムジカフォンテ(代表・知久晴美氏、池袋本町)は5月5日と6日、豊島区ミュージカル第5弾として池袋本町の氷川神社の富士塚をテーマにした「ぼくらの町のふじの山」(脚本・奥村直義、演出・知久晴美)を東池袋の豊島区立劇場「あうるすぽっと」で上演する。
池袋富士塚にまつわる歴史や人間愛をテーマにしたオリジナル物語。池袋本町にある富士塚は、毎年山開きの6月30日と7月1日に登ることができ、地域の人たちの憩いの場であり、つながりの場でもあった。この街に住むある家族も毎年登っていたが、いつの間にか登らなくなってしまい、家族ばらばらになってしまった。ある事件をきっかけに富士塚のことを思い出し、家族のそれぞれが考え始めるーーという家族、地域のつながりをあらためて考えさせる、楽しいファミリーミュージカルになっている。
ムジカフォンテの豊島区ミュージカルは区民参加型で、今回も出演者は劇団員のほか、地元など一般区民が募集され、年初めから稽古に励みつつ本番を待っている。
劇団ムジカフォンテは豊島区を拠点に活動しているミュージカル劇団で1990年12月に第1回の公演を開催して以来、28年間にわたり、劇団に参加する子供たちの健全育成に努めながら数々の作品を発表してきた。とくに2013年に豊島区制80周年事業として区民から出演者を募り豊島区の歴史を語ったミュージカル「朝の光のその中で~80歳のいけふくろう」は、幅広い層から支持を得て、区内外から絶賛の声があがった。また2015年には劇団設立25周年記念して豊島区のシンボルであるソメイヨシノ桜をテーマにしたミュージカル『ソメイの愛』~豊島区新庁舎落成をお祝いして~、その後も、雑司ヶ谷・大塚の都電をテーマにした「蝶がくれた~すすきみみずく~」、谷端川をテーマにした「あの川、この川~谷端川の物語~」を公演するなど、地元の劇団として幅広く活躍している。
5日午後2時~、午後6時~、6日午後2時~の全3回公演。チケット申込みは事務局まで(080-3270-6128)。全席自由。前売り3千円、当日3千5百円。
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