2018年5月

第3211号 2018年5月16日号


大塚バラ祭り開幕
 バラ咲き誇る大塚
 色とりどり700種1100株


 都電大塚駅から向原駅間の都電荒川線沿線に700種、1100株のバラが咲き誇り都内有数のバラの名所として人気を集めるようになった大塚。5月13日から27日まで「第13回大塚バラ祭り」が開催されているが、初日13日、バラ祭りのオープニングセレモニーが昨年オープンした大塚駅南口の広場「トランパル大塚」の1周年記念とあわせて開催された。

 色とりどり200種400株のバラが咲くトランパル広場には高野区長はじめ木下議長、国・都議・区議、地元町会、商店会、JR・都電関係者らがお祝いに駆け付けた。

 朝10時、セレモニー司会進行は大塚のイベントではすっかりおなじみの城所信英さん。大塚のバラの概要や地元の活動など紹介された後、都電沿線とトランパル広場のバラの手入れを行っている南大塚都電沿線協議会の小山健会長が「このバラの成長とともに、もっともっと素敵な大塚、素敵な豊島区にしてゆきたい。今後とも皆様方のご協力ご支援をお願いいたします」と、また高野区長は「星野リゾートのホテルオープンなど、連日テレビをにぎわしている今まさに乗りに乗っている大塚。この大塚の元気を豊島区、そして東京にむけて大きく発信していただきたい」とあいさつ。木下議長、太田衆議、長橋・本橋都議らのあいさつがつづいた。

 会場の一角では和服姿の豊島区豊茶華連盟の江島文子理事長ら皆さんによる「第1回南大塚野点茶会」が催され、訪れた人たちを楽しませた。またバラ苗の即売会、音楽ライブ、都電グッズ販売などもたくさんの人出でにぎわった。

 「大塚バラ祭り」は、地域商店街や地域住民によって始まったまちづくりの取組み。かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間は不法投棄や違法駐輪の目立つ地域だった。そこには30年程前に植えられた約100本のバラが残っており、これらを育てることで景観の美しいまちにしようと南大塚都電沿線協議会が平成20年に発足。毎月第3日曜日の午前9時から、街の人々がボランティアとして、バラの植樹や維持管理に取り組んでいる。植えられているバラは四季咲で、毎年秋ごろまで訪れる人々の目を楽しませている。また駅前に地下駐輪場が整備されたことから、以前に駐輪場だったスペースを花壇にする計画もあり、期待されている。


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