豊島区人口29万突破 昭和53年以来40年ぶり
豊島区の人口が、7月5日、290,024人(住民基本台帳人口・外国人含む)となり、29万人を突破した。平成27年7月に28万人を超えて以降も堅調に伸び続け、29万人を超えるのは昭和53年以来40年ぶりである。
消滅可能性都市と指摘された平成26年以降、年齢区分別人口(各年1月1日)の伸び率をみると、3区分(0~14歳、15~64歳、65歳以上)のうち0~14歳の年少人口が最も増加し、平成26年から平成30年にかけて1.08倍となった。次いで15~64歳の生産年齢人口が65歳以上の老年人口以上に増加し1.06倍。年少人口の中でも低い年齢層ほど人口が増加しており、0~6歳の就学前人口が1.1倍となった。
また、外国籍の住民は、30,392人、その割合は10.5%となっている。23区で比較すると、平成30年1月1日現在では、新宿区の12.4%に次ぎ10.1%で第2位の割合となっている。
住民登録を担当する総合窓口課では、29万人目の区民として、7月5日に出生届が提出された赤ちゃん4人に記念品を贈ることにした。後日、高野之夫豊島区長がそのうちの1人に記念品を直接届けにいく予定である。
区の人口密度は、平成30年1月現在ヘクタールあたり220.7人となり、全国一の人口密度の高さとなっている。
高野区長コメント
豊島区は平成26年に23区で唯一「消滅可能性都市」の指摘を受けて以来、子育て環境の充実を積極的に推進し、2年連続で待機児童ゼロを達成しました。こうした取り組みが、この度の人口29万人突破にもつながったと考えています。今後も、外国人を含めた多様な区民の皆さんが、互いに尊重し安心して暮らせるよう、スピード感を持った効果的な施策を展開し、誰もが住みたいまち、訪れたいまちを実現してまいります。
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