トキワ荘基金に1千万円 東京信用金庫が寄付
東京信用金庫(半澤進理事長)は7月12日、「トキワ荘」再現に向け、豊島区に1千万円を寄付、同日、東池袋の東京信用金庫本店にて半澤理事長と高野区長が出席して贈呈式が行われた。
豊島区椎名町(現・南長崎)には、かつて手塚治虫をはじめ、藤子不二雄○A、藤子・F・不二雄、赤塚不二夫など、昭和を代表するマンガ家が若手時代に暮らしていた、「トキワ荘」(昭和57年取壊し)があった。
豊島区は、「国際アート・カルチャー都市」を掲げ、2019年「東アジア文化都市」の国内候補都市にも決定。クールジャパンとして世界からも注目される日本マンガ文化の原点である「トキワ荘」の再現を計画し、トキワ荘関連施設整備基金を設置。2020年3月、「マンガの聖地としま」を象徴する「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム」をオープンする。これにより、世界へ情報を発信するとともに、地元商店街の活性化等、地域の発展も目指している。
同金庫の半澤理事長は、「当金庫は、豊島区に本店があり、「トキワ荘」があった南長崎地区に2店舗(椎名町・東長崎支店)を有しております。平成28年には豊島区と「まち・ひと・しごと創生総合戦略にかかる業務連携・協力に関する包括協定」を締結し、共に地域社会の課題解決や活性化にも積極的に取り組んでいます。今後も地域の発展のため、全力で貢献してまいります」と力強く述べている。
寄附金目録を前に半澤理事長=左=と高野区長
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