2018年8月

第3221号 2018年8月01日号


池袋の新シンボル「電気バス」
 小池都知事迎えて試乗会


 「豊島区の価値を上げ、ますます地域の活性化に大きく貢献するものと確信している」と高野区長が、国際アート・カルチャー都市構想の中核と期待する、池袋副都心移動システムとして来年秋に10台程度の導入を予定している環境にやさしい「電気バス」の試乗会が7月27日、小池都知事、都幹部、区議会各幹事長、鈴木東商豊島支部会長など区主要6団体の長、岡谷池袋警察署長、合場サンシャイン社長、国際アト・カル特命大使幹事・顧問ら、それにデザインを担当する水戸岡鋭治氏が参加して行われた。整備事業費は約2億8千4百万円。

 試乗前に区役所の会議室で顔合わせがあり、高野区長は「豊島区が大きく変わる時が来た。そのひとつがこの電気バス」と期待のあいさつ、奥島都市整備部長が豊島区の街づくりについて説明。またデザインについて水戸岡氏から「いつまでも古くならない、懐かしいデザインだが、中身は最新機能といったものに。色デザイン等はまだこれからですが、ロンドンバスの様な赤が池袋らしい」と話があった。

 この日乗車したのは導入予定車両とほぼ同じ電気バス、10人乗りのシンクトゥギャザー製「eCOM-82」。記念撮影のあと、まず高野区長、小池都知事、水戸岡氏らが手を振りながら池袋東口周辺に走り出していった。小さな車両ながら街中ではとても目立っていた。

 水戸岡氏はJR九州ななつ星などを手掛けたデザイナーで、今回は車両のみならず、バス停、チケット、制服に至るまでのトータルデザインを担当する。水戸岡氏のトータルデザインによる電気バスは国内初となる。

 運行については、池袋駅周辺の回遊コースだけでなく、土・日・祝日には特別臨時便として、南長崎のトキワ荘方面や巣鴨地蔵通り方面など、区内の様々な観光スポットをまわり、国内外からの来街者に豊島区の魅力をアピールできるコースを設定したいとしている。


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