大盛況!東京大塚阿波おどり 17連千人の踊り手がヤットサー
鳴り物と「ヤットサー!ヤットヤット!」の威勢の良い掛け声とともに、大塚の夜は熱く燃えた。台風の影響が心配された「第46回東京大塚阿波おどり」だったが、8月25日に例年にも増して大盛況で開催され、沿道を埋め尽くした15万人を超す見物客がグレードアップした大塚阿波おどりをたっぷりと楽しんだ。主催は地元商店会などでつくる東京大塚阿波おどり実行委員会(林洋委員長=サンモール大塚商店街理事長)。
今年は区内外の地元商店会や区役所など17連1千人の踊り手が参加。午後5時から8時ころまで、メインの南大塚通りの流し踊りはもちろん、昨年5月にリニューアルオープンした大塚駅南口の駅前広場「トランパル大塚」の「組踊り」も、大塚を代表する風物詩「都電」をバックに大塚ならではの景色を作り出して観客を喜ばせた。
今年からオープニングセレモニー会場が南大塚通りからトランパル広場に変更、セレモニーに続いて来賓らが南大塚通りをパレードした。
「東京大塚阿波おどり」は、昭和46年に天祖神社の縁日や、料亭の遊客で終日賑わいを見せていた戦前の頃の姿を取り戻そうと、地元の商店街の主催で始められた。以来毎年8月下旬に行われている都内でも歴史あるお祭り。今では毎年1,000人以上の踊り手が参加し、15万人以上の観客が訪れる。
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