避難から検挙、救護まで 3警察・2消防合同テロ対策訓練
豊島区、区内を管轄する池袋・巣鴨・目白の3警察署及び池袋・豊島の2消防署による合同テロ対策訓練が9月10日、池袋西口のコンサートホール及び1階アトリウムで行われた。参加者は豊島区、池袋警察署、巣鴨警察署、目白警察署、池袋消防署、豊島消防署、東京芸術劇場、一般の訓練参加者ら約600人。
まずコンサートホールで豊島区テロ阻止決起大会が開催され、主催者として高野区長、岡谷池袋警察署長、野村池袋消防署長らがあいさつ、警察署のパートナーシップ会長からテロ阻止宣言がなされた。
参加者が全員してコンサートホールから1階のアトリウムへ避難訓練。東京芸術劇場職員と区職員が連携し、来場者を避難誘導した。今回は開場の東京芸術劇場が参加して初の試みなった。
引続き、1階のアトリウムでは、参加者らが見守るなか、「東京芸術劇場コンサート会場で豊島区テロ阻止決起大会を開催中、拳銃を所持したテロ容疑者2人組が1階ロビーに侵入し、一般人に拳銃を発砲し立てこもった」の想定で訓練が展示された。
訓練は警察銃器対策部隊及び警察犬により容疑者を検挙。そのあと、救急隊が出血多量の傷病者をターニケットによる応急措置等を行いながら、警察と連携し救急車に収容、医療機関に搬送して訓練終了。警察・消防機関と協力関係の強化を図られた。
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