秋の大塚バラ祭り 14日、トランパルでオープニング
都電大塚駅から向原駅間の都電荒川線沿線に700種、1100株のバラが咲き誇り都内有数のバラの名所として人気を集めるようになった大塚。10月14日から28日まで「第14回大塚バラ祭り」が開催される。都電沿線とトランパル広場のバラの手入れを行っている地元の南大塚都電沿線協議会(小山健会長)。
バラ祭りのオープニングセレモニーは初日14日10時から、大塚駅南口の広場「トランパル大塚」で開催される。第2回フォトコンテスト表彰式、バラの即売会と植え替え講習会、また都電グッズなど販売などもあるフリーマーケットが開催される。
「大塚バラ祭り」は、地域商店街や地域住民によって始まったまちづくりの取組み。かつて都電荒川線の大塚駅から向原駅までの区間は不法投棄や違法駐輪の目立つ地域だった。そこには30年程前に植えられた約100本のバラが残っており、これらを育てることで景観の美しいまちにしようと南大塚都電沿線協議会が平成20年に発足。毎月第3日曜日の午前9時から、街の人々がボランティアとして、バラの植樹や維持管理に取り組んでいる。植えられているバラは四季咲で、毎年秋ごろまで訪れる人々の目を楽しませている。
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