山形県こけし大人気 高岩寺で伝統こけし制作実演
おなじみ巣鴨・とげぬき地蔵尊高岩寺の東北復興支援・伝統こけし製作実演が11月10日から14日、髙岩寺境内隣りの信徒会館で開催され、巣鴨中山道菊まつりとともに連日大賑わいだった。
14回目の今回は山形の伝統こけしがテーマで、山形県全域の山形系、蔵王高湯系、肘折系、鳴子系のこけし工人を招き、伝統こけし製作実演・頒布・描彩体験会、それに地元特産品の販売コーナーもあって訪れたひとを喜ばせた。とくに初日と二日目の日曜日はお目当てのこけしを求めてこけしファンが詰めかけて大盛況だった。今回出演した工人は岡崎幾雄、小林清、鈴木征一、田中恵治、梅木直美、志田菊宏、小林繁男の各氏。
髙岩寺は、平成23年の大震災をきっかけに東北地方復興支援として、医師・逸見和子氏(故人)から寄贈された伝統こけし 全11系統の常設展示を始め、 さらに地元恒例の朝顔祭り、菊祭りにあわせ、平成24年より毎年7月と11月に東北各地のこけし工人を招いて製作実演イベントを開催してきた。
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