豊島区ミュージカル 「トキワ荘のユメ・未来へ」
マンガはここ豊島区南長崎で生まれ育ち、アニメとなり、いまや日本文化の一つとなった――。豊島区を題材にしたミュージカル公演でおなじみの劇団ムジカフォンテ(代表・知久晴美氏、池袋本町)は5月3日と4日、豊島区ミュージカル第6弾として南長崎の豊島区の誇るマンガの聖地、トキワ荘をテーマにした「トキワ荘のユメ・未来へ」(脚本・池田恵、脚色・演出・知久晴美)を東池袋の豊島区立劇場「あうるすぽっと」で上演する。
田舎から上京してきたマンガ家志望の少女がユメに向かって人生を駆け抜ける物語。出演の劇団員らは年初めから連日稽古に励み本番を待っている。
劇団ムジカフォンテは豊島区を拠点に活動しているミュージカル劇団で1990年12月に第1回の公演を開催して以来、28年間にわたり、劇団に参加する子供たちの健全育成に努めながら数々の作品を発表してきた。とくに2013年に豊島区制80周年事業として区民から出演者を募り豊島区の歴史を語ったミュージカル「朝の光のその中で~80歳のいけふくろう」は、幅広い層から支持を得て、区内外から絶賛の声があがった。また2015年には劇団設立25周年記念して豊島区のシンボルであるソメイヨシノ桜をテーマにしたミュージカル『ソメイの愛』~豊島区新庁舎落成をお祝いして~、その後も、雑司ヶ谷・大塚の都電をテーマにした「蝶がくれた~すすきみみずく~」、谷端川をテーマにした「あの川、この川~谷端川の物語~」、昨年は池袋本町の氷川神社の富士塚をテーマにした「ぼくらの町のふじの山」を公演するなど、地元の劇団として幅広く活躍している。
作品中で「わたしは未来」の合唱や「長崎獅子舞ふんごみ」などに出演したい子ども達を募集している。
3日午後6時~、4日午後1時~、5時~の全3回公演。チケット申込みは事務局まで(080-3270-6028)。全席自由。前売り3千円、当日3千5百円。
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