世界最大級の国際公募展 区庁舎でアートオリンピア
世界最大級、賞金総額約5000万円の世界の才能あるアーティストを発掘し、その活動を支援することを目的とした国際公募展「アートオリンピア2019」の最終審査会が6月6日に豊島区庁舎1階のとしまセンタースクウエアで開催され、受賞作品が決定した。2年に一度の開催で今回は3回目。主催は(一財)アートオリンピア、人間国宝美術館共催。
その受賞・入選作品、よしもとアート芸人の作品など約100点を鑑賞できる受賞選抜展が16日まで、豊島区役所本庁舎1階のとしまセンタースクエアで開催されている。入場無料。
今回は、前回の世界82の国・地域、3,834点の応募を大きく上回り、世界100の国・地域から5,684点の応募があった。作品は一次審査により157作品に絞られ、豊島区役所本庁舎の議場にて、ショーン・マクアードル川上さんを司会に迎えて最終審査が行われた。審査は、審査員長の千住博氏(画家)をはじめとした世界の美術関係者10名が審査委員となり点数制で実施。インターネット中継も行われた。
結果、一般部門は韓国のHwang Gyunghyun『Drawing(Stroller)』韓国 、学生部門は日本の橋本大輔『壊れたホッパー』が第1位となり、それぞれ1200万円、200万円の賞金を獲得した。
審査会開会にあたり、高野区長は「国際的絵画コンクール作品展を連続開催できたことは、豊島区が文化芸術発信の場として世界に認知され始めた証であり、大変に名誉なことです。今後、文化芸術に積極的に取り組んでいる場所として、本区は日本の中でひと際輝く存在になるよう取り組んでまいります」と話した。
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