駒小に「さくら功労者」 高野区長から表彰状
「さくら功労者」表彰状の贈呈式が5月27日、豊島区の駒込小学校(豊島区駒込3-13-1)の朝礼で行われ、高野区長から表彰状が贈られた。
昨年度豊島区で開催された「全国さくらサミット」で発表された『駒小サクラ物語』(地域と連携しながら、6年間で桜を学ぶユニークな総合学習活動)などの桜に関する教育活動が評価され、駒込小学校が、4月に「公益財団法人日本さくらの会」から「平成30年度さくら功労者」として選ばれ表彰を受けた。代表として表彰状を受け取った永野校長が、「ぜひ子どもたち、地域の方々、行政の方々でこの喜びを分かち合いたい」という思いで、改めて表彰状贈呈式の場を学校で設けたもの。
区長をはじめ、教育長、地域協力者、ソメイヨシノ桜の観光大使などもかけつけた。全校児童443名が、朝礼で、初夏のような青空のもと、日ごろから駒込の桜を守り育ててくれている地域の方の話や、区長の「これからも桜を一緒に育てていきましょう」の言葉に熱心に耳を傾けていた。
全国さくらサミットは昭和63年4月に、島根県木次町(現在は雲南市)で始まったもので、「桜」をまちのシンボルとし、地域振興の核として生かそうと取り組んでいる自治体に参加を呼びかけ、交流や情報交換を行っている。サミットで討議するテーマも、桜の保守育成のみならず、広い視野でまちづくりに関する課題を取り上げている。平成30年度は豊島区で開催した。
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