立教通り整備事業など 高野区長招集挨拶から
「森林環境 譲与税を活用したカーボン・オフセット事業」について
今年度は、姉妹都市の秩父市の森林を活用し、約2ヘクタールの「としまの森」をカーボン・オフセット事業として整備しました。この森を活用した環境交流ツアーにも、34名の区民の皆さんに参加いただきました。ツアー後のアンケートでは、8割の方が環境への意識が高まったと回答しており、手ごたえを感じたところであります。
令和2年度は、秩父市での事業を拡大するとともに、交流都市の箕輪町でも、カーボン・オフセット事業を展開してまいります。
また、同じく交流都市の常陸大宮市にも、約1.4ヘクタールの「豊島区の森」があり、これまで森の中での散策や田舎体験などの交流事業を開催してきました。区民の皆さんが自然と触れ合う、このような貴重な機会を、今後、交流都市との連携によって、さらに拡充していきたいと考えております。
「立教通り整備事業」について
立教通りの安全性や防災上の課題については、平成25年度に協議会が発足して以来、地元の方々と共に検討してまいりましたが、この度、整備方針が固まったこともあり、今年の7月から工事を行うこととなりました。
工事の進め方としては、立教通りを三分割した上で、二又交番から立教大学正門までの区間を令和4年度までに整備し、残りの区間につきましても段階的に工事を進め、令和8年度に路線全体が完成する予定です。
私は、この立教通りを豊島区初の「環境モデル路線」として、将来にわたり、地域環境を適切に保全していく次世代の道路にしたいと考えています。また、事業を検討する中で得られたノウハウを、今後、区内の他の路線にも展開してまいります。
次世代につながる質の高いインフラ整備を実現してまいります。
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