豊島区の2大イベント中止
ふくろ祭り、大塚阿波おどり
新型コロナウイルス感染の影響で豊島区を代表するイベント「第53回池袋ふくろ祭り・第21回東京よさこい」、「第48回東京大塚阿波おどり」の中止が5月11日に相次いで発表された。
ふくろ祭り協議会 会の岩田甚一会長は「開催される秋まではまだ数ヶ月ございますが、準備を進めたくともできない状況が続いております。更衣室の確保、協力企業への要請など本来であれば現時点で終えていなければならない内容に着手できないまま時間ばかりが経過しております。感染拡大終息の目処が立っていない状況下でこれ以上判断を引き伸ばすことは不可避と判断し苦渋の決断ではございますが中止の判断をした次第です」。東京よさこいは昨年台風19号の接近に伴い中止となっており2年連続の中止となった。
東京大塚阿波おどり実行委員会の林洋委員長は「新型コロナウイルス感染症は世界規模で拡大し、収束の見通しも立ちません。加えて地域経済の疲弊は益々悪化しそうで想像もつきません。大塚におけるイベントは、桜の季節からすべて中止になりました。このような状況を踏まえ、当実行委員会では、実行委員全員にアンケートを行い、開催を検討いたしました。結果、第48回東京大塚阿波おどりは中止し、来年に備えるということに決定しました。約半世紀にわたり、公共機関・行政・警察・消防・参加連・地元企業・住民の皆様のご声援とご協力に支えられてきた東京大塚阿波おどりですが、誠に残念なご連絡となってしまいました。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします」と。
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