關於香港示威的方法論

About methodology of Hong Kong demonstration

香港デモの方法論について


  2019年夏より始まった香港の民主化運動のデモについて
  ですが、市民側のデモ隊が火炎瓶を投げ込み、警察側は
  銃を発砲し、撃たれた相手は重体となり、政府は法律を
  作り市民を一方的に取り締まるという事態になりました。
  
  この問題に関わるつもりはなかったのですが、あまりにも
  事態の進展が良くないと思えるので、政治干渉に
  なるような話は抜きにして、今回のデモの方法論について
  少しだけ書かせてください。
  
  最近RPGゲームをプレイして遊んでいる人が書いても
  説得力はないかもしれませんが、かつて私はゲームを
  作成し、今回のデモで起こった事に近い事をゲームの内容
  とした事があるのですが、その内容は相手を殺さず戦うと
  いうものでした。
  
  香港のデモについてですが、市民側と警察側は衝突する前に
  お互いの合意がなかったと思います。このような状況は
  不測の状況を招き、どちら側にとっても危険に思えます。
  そのような時は「待った」と声をかけ、衝突する前に
  お互いの意思確認が必要だったと思うのです。重体者や
  死者を出さない比較的安全な武力行使活動をするためには、
  お互いの意思疎通が事前に必要だったのではないでしょうか。
  
  私は武術の専門家ではないので、このようなことを書く
  のには適していませんが、
  
  火炎瓶を投げ込むというような事は、それはないでしょう
  と思います。投擲した相手に燃え移る事を考えたらこれは
  危険行為となり、信用を失います。それでは何の解決にも
  成りません。
  
  警察官に取り押さえられた者や捕まった者、その場で戦闘
  不能になった者についてですが、別の日のデモでゾンビの
  ように復活するのは酷い事です。武力行使に及んで負けた
  のですから、いさぎよく敗北を認める必要があります。
  この事は警察官にも言えます。それぐらいの覚悟がなけ
  れば武力行使など行わない事で、負けたら終わりの覚悟の
  無いものは平和にプラカードを掲げて、路上で声を
  上げる方が適していると思います。ゾンビ行為が
  認められると結局は決着が着かず、非常な手段(銃撃など)
  がとられる事に繋がりかねません。とても残念な事に
  なります。そういうのは良くありません。
  
  あと、学生が使用していたアーチェリーについてですが、
  弓は矢の先端が尖っていると大変危険なのは間違いない事
  でしょう。矢の鏃(やじり)の部分の事です。矢の先端に
  工夫が必要ではないでしょうか?弦(つる)が長い物も
  威力が強過ぎる気がします。棒はゴムやスポンジで巻くなど
  すれば威力が適正になるのではないでしょうか?それでも
  突くのは危険だと感じます。盾を悪質なタックルで使用する
  のは相手を大怪我させ、ありえない事でしょう。こういう事
  を考えないと比較的安全な武力行使活動という行いそのもの
  が難しい事になってしまうと私は思ってます。(それとも
  金属性の武器の方が相手を怪我させてでも美しくかっこ良い
  でしょうか…?)
  
  最後に私の個人的な主観についてですが、市民側も警察側も
  お互いに前かがみに一礼をもって接すれば、お互いの衝突を
  繰り返すのと違った別の視点が見えてくるのではないかと
  思ってます!
  
  素人がいろいろうるさくてすみません。

  (2020/6/1)


※掲載期間は1年間程としましたが、テーマ性があると思うので延長して続けてみる事にします。

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