THE MNEMONIC SERVICE

月見うどんは美味しいのぜ。




******************************
12/06/29
床屋に行ったりハミコンのゲームをしたりしながら、それなりに生きております。
最近は日常がへいおん!すぎて書く事がないな。

「ラストサムライ」は面白かった。もっと勘違いした日本観が出てくるかと思ったら
意外に真面目だった。新しいもの、具体的なもの、物質的なものと、古いもの、抽象的な
もの、精神的なものの対比がとても鮮明でよろし。あのお話の後が今日の日本かと
思うと泣けてくらあ。最後のあれは止揚ってことでいいのかね。

「13日の金曜日」はびっくりするほど面白くなかった。怖くないし、緊張しないし、
そもそもジェイソン出てこねえ。シリーズの発端はこんなお話だったのだねえ。
昔の人はこのくらいで怖かったのか。滅多にホラーやスプラッターを観ないうどんで
すら、こういう刺激に対する感性が磨耗しているのかもしれないな。
とにかく古い映画だということを考慮しても、「詰まらなくはない」という程度かしら。
今の目では、こないだのパンドラムの序盤の方が余程どっきりして怖かったわい。

「新幹線大爆破」は面白かった。エピソードに全く無駄がないのと、キャラクターが
歯の浮くような非現実的かつ抽象的な自分語りをしないのがすごく良かった。おかげで
最後まで緊張感が途切れずに楽しむことができた。新幹線が止まった時点で終わり
じゃないのがいい。

ううむ、もっと気の利いたことを書けんものかね。



依頼原稿がおおむね出来たので模型に戻りたいわ。


******************************
12/06/20
台風一過。真夏のように暑い。予想最高気温31℃だと、勘弁しろ太陽神アポロン。あんまり
暑いと向日葵が狂い咲きするぞ。

ゆうかりん!(効果音)

そういえば、向日葵畑に風見幽香が立っているという絵をよく見かけますが、日本の
気候で考えると向日葵が咲く季節は夏なわけでありまして。長袖シャツ+ベストにロング
スカートという、東方でも肌色面積の狭いグループに属する幽香さんは暑くないのかしら
ね。
いや、暑くないわけはあるまい。それに日傘を持っているくらいだから、少なくとも日差し
を意識してはいるわけだ。

日光を気にしている女性の服装が長袖。ここから導き出される結論は一つ、「たしなみ」で
ありましょう。日焼けを避けるためか、あるいは単に肌を露出することに抵抗があるのか、
幽香は暑さにもめげずにあえて長袖を着ているのだ。
おとめちっくゆうかりん。

他に厚着で傘を持っているといえば八雲さんちの紫さんですが、なぜかこちらは日焼け
というよりシミ・ソバカスを気にしているようにしか見えないのであった。
アンチエイジングゆかりん。


******************************
12/06/18
毎度おなじみ緑谷はむ伍長から筆をもらったよ。2007年夏のワンフェスで限定販売
された、マシーネンクリーガー塗料セットだ。
実はこれ、私も持っているわけですが。当時はむ伍長に頼んでおいたので。
それとこれを比べると、こうだ。
まるで別物だ
そんなにたくさん塗った覚えはないのだけれど、五年でこんなに減るのだな。道理で
最近、フィギュアの顔が塗りにくかったわけだ。
いや気付けよ。
ともあれ新品を入手できたので、これでまたギャルの瞳とか描けます。今まで使って
いた方はスカートなどの広い面積を塗るときに使おう。先っぽが2ミリもすり減って
いても、そんじょそこいらの模型用筆なんぞよりはるかに塗料の含みがよく、非常に
使いやすいのです。

「じゃあ、筆おろしは私に任せてください」
黙れ。早苗黙れ。じゃあって何だよ。
「こういうのは五ボスの役目ですから特別割引でやってあげますよ」
黙れ。向こうで咲夜さんと妖夢とウドンゲが怒ってるぞ。しかもお金取るのかよ。
「私だってプロですからね。えへへ・・・」
ヤサカヤサカヤサカ。

ともあれ、みんなも筆はなるべく良いものを使うといいですよ。


******************************
12/06/16
「絶体×絶命」を観る。アンディガルシアとマイケルキートンのポリスでサスペンスな
アクション映画。とても面白かった。
アンディガルシアが刑事で、その息子が白血病。治療には骨髄移植が必要なんだけど、
そのドナーが服役中の連続殺人犯マイケルキートン。で、手術直前に脱走。警察としては
射殺しちまいたい。お父さんとしてはそれじゃ困る。というお話。

かつてホームズ先生は「凶悪な犯罪者には残虐性と想像力が必要だ」みたいなことを
おっしゃておりましたが、このマイケルキートンはまさにそんな感じ。とにかく周到で、
機転が利き、容赦がなく、でもユーモアがある。そして腕力が強くて銃も上手い。
一方の刑事は、とにかく粘り強い。わが息子のためというのもあってか、犯人が銃を
奪おうが火を放とうが人質を取ろうが、決してあきらめない。

アンディガルシアはオーシャンズ11のような冷酷な感じもあるし、アンタッチャブルや
ブラックレインのときのような熱くてはっちゃけた感じも上手い。でも底の知れぬ一面が
ある凶悪犯がふと見せる余裕とかユーモアなどは、マイケルキートンにぴったりだ。
最初にこの映画の配役を知ったときは刑事と犯人の俳優が逆じゃねえのと思ったけど
そんなことはなかったぜ。
テーマに枝葉を付けず、最後まで一気に突っ走る素敵映画。オチも良かった。

マイケルキートンが顔をきりっと引き締めたところを斜め上から見ると、なるほど
バットマンのブルースウェインを演じたときの顔になる。広い額と窪んだ眼、眉間の
皺、ぎゅっと結んだでかい口にその面影があったりする。ところがこれが、相手を
威嚇するように凶悪なツラで歯をむき出してニヤリと笑うと、奇しくも同じバットマンで
ジョーカーを演じたジャックニコルソンにくりそつな瞬間があって面白い。

話は逸れますが。「ダークナイト」があまりにも良く出来ていて面白いために、
ジョーカーといえばヒースレジャーが最高だろみたいな風潮が世間にはあるっぽい。
だがしかし。私はジャックニコルソンのジョーカーもとても好きでありますよ。

ジャックニコルソンのは、汚い世界を受け入れ、開き直って全てをエンジョイして
しまおうというガイキチ。たくましい人間とも言える。
それに対してヒースレジャーのは、人間の狂気という線を逸脱してしまい、もはや
「悪い人間」でも「気の触れた人間」でもなく、人間の悪という側面を抽出して擬人化
したような存在になっておる。
この辺はそれぞれの映画のテーマに関わることであって、どちらが正しいということ
ではない。その映画なりのバットマン像があって、ジョーカーにはそれに呼応する鏡
としての役割がある。どちらもそこがしっかりしておって面白いので好きなのです。

もちろんジャックニコルソンの吹替がデーモン小暮閣下であるという点も、非常に
大きなポイントなのであった。きっとヒースレジャーには合わないだろうけど。


******************************
12/06/15
秋葉原をぶらぶらと歩く。だるまのめでバリ硬ラーメンを食い、メロンとかK-Books
とか、とにかく新品でも中古でもいいから例大祭で買い損ねていた本を探す。しかし。
サークル名と書名まで分かっている目当ての二冊が結局見つからなかったのに、袋が
本とCDで重たくなっているのはどうしてなんだぜ? しかも妹紅と鈴仙のばかり。
その謎は、カラオケボックスで二時間ほど東方アレンジ曲を歌いまくっても解明する
ことはできなかった。

廻る寿司を駅前で食って帰る。わさびが全く効いていない、非常に甘みがあって
まろやかな握りであった。旨かったのはいいけど、もうちょっとだけわさびが効いて
いても罰は当たらないと思うが、どうぜ?


******************************
12/06/14
仕事後、緑谷はむ伍長と落ち合ってしゃぶしゃぶを食う。

しゃぶしゃぶ、つまりお肉! それの食い放題なのだ。ハラショー。

しゃぶしゃぶ。それは焼肉以上のスピードで肉をナニすることのできる、スペシャルな
にくにくマシーン。あげく安くて旨い。言うことなし。
そんなわけで野郎二人がブレーキの壊れたダンプカーといった趣で肉を食いまくったよ。
ウマー。

「肉欲なら私も負けてはいませんよ」
黙れ。早苗黙れ。
「しかも『食い放題っ! 〜性的な意味で〜』ですか!これは5ボスとして見逃せません」
いいから。変な副題を付けるな。


******************************
12/06/13
幻想郷へ行く方法が発見されました。
ことの始まりはこうだ。

メールが来たよ。
「こんにちは 死刑執行五秒前(仮名)さん
いつもYahoo!メールをご利用いただきありがとうございます。
Yahoo!メールより、インタレストマッチ広告の表示方法変更のお知らせです。

Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、
お客様がYahoo!メールでご利用になったメールのタイトルおよび本文を機械的
に解析し、その結果を利用することによって、お客様の関心と関連性の高い広
告が表示されやすくなります。

例えば、お客様が国内旅行に関する内容が含まれるメールを閲覧されている場
合、国内旅行に関する広告が表示される可能性が高くなります。」

だ、そうです。ふざけんな。勝手な真似をするんじゃあない。アクトギャメット。
だがこの月見うどんは閃いた。閃いたのだ。フヒー。
おちつけ。

興奮の極みに達した月見うどんさんは、自分のYahoo!メールアドレスに東方の
全キャラの名前のリストを定期的に送ることにしました。こうしておけば、いずれは
幻想郷行き旅行の広告が出るわけだ。メールの内容によってはミスティアの屋台の
広告が出るかもしれないし、ことによると永遠亭の広告がヒットするかもしれないよ!
あくまでも彼女らが広告を出せばの話ですが、夢はきっと叶うとTVで言っていた
ので信じて待つこととす。
そんなわけですので、この日記の更新が止まったら「月見うどんは幻想郷へ行った」と
理解していただきたい。

あ、博麗さんはリストから除きました。うどんにだってそのくらいの権利はあるだろう。


******************************
12/06/12
「パンドラム」を観る。密室型サスペンスSFとでもいいましょうか。「エイリアン」とか
「ブラックホール」に近い分類だな。
近未来。地球は人口爆発しまくりでどうにもなりませんわ。最後の希望は、宇宙の彼方で
とうとう発見された地球型惑星。かくして冷凍睡眠処理された移民と少数の運用スタッフを
乗せ、巨大な移民船が旅立つ。スタッフは三人ずつでチームになっており、任期は二年。
自分の任期以外の期間は冷凍睡眠で寝ておりますよ。つまりシフト制。

で、主人公が目覚めてみたら船内はあちこち停電してるし原子炉は調子悪いし仲間はミイラ
みたいになって逆さ吊りで死んでるしでさあ大変。しかも自分自身、冷凍睡眠の後遺症で
記憶がどうもはっきりしない。
仲間はどうして死んだのか、船はどうして調子が悪いのか、そもそもこの船は今どこに
いるのか。分からないことだらけだ。ついでに、一緒に目覚めた少尉どのも記憶が曖昧だ。
という、もはや誰も信じられない状況でいろいろあって命が危険に晒されまくり。

なんだかハイレベルのポリゴン力を持つゲーム機で出ている洋ゲーみたいなお話なんだけど、
途中でネタが割れてもちゃんと面白かった。スリルのある要素はちゃんと引っ張るし、謎は
適切なタイミングで明かされていくし、アクションもある。
オチも含めてベタでありながら飽きさせずに楽しませる手腕はさすがAVPやデスレースで
おなじみポールアンダースン。多少の突っ込みどころは、まあいいじゃない。

デッドスペースとかバイオショックみたいな怖い洋ゲー好きな人にお勧めだ。



「マーヴェリック」を観る。メル・ギブスンのウエスタン。
分類としては西部劇なアクションコメディーということになりましょうか。監督が
リーサルウエポンシリーズの人ということでメルギブスンとの呼吸がぴったりというか、
笑い所がしっかりしております。やはりこういう映画は笑うポイントが明確だと気持ちが
いいよね。主人公が「冗談は嫌いだ、この野郎!」などと言って相手につかみかかる
シーンでウヒヒと笑えるのは大事なことなのだ。
銃撃戦ありポーカー勝負あり馬スタントありで、オチもすっきりしていて面白かった。
あと軍人役で出てくるジェイムズ・コバーンがいい味出しておりました。

続きがありそうな終わり方をしてるなと思ったらいにしえのTVシリーズが原作だった
のね。映画はあまりヒットしなかったのか、残念ながら続編は作られませんでしたが。


******************************
12/06/04
この世界のどこかに「東方指ちゅぱ合同」という比類なきパンデモニアムがあるそうな。

そこは・・・普段は弾幕戦に明け暮れる幻想郷乙女たちが、君の熱い視線に戸惑いながらも
不慣れな舌使いで自分の指先をちろちろと舐めてみせてくれるほほえましい世界。なのじゃが、
たった一人だけ指を根元まで咥え込み、左手で髪をかき上げながら頬を凹ませて猛烈な勢いで
頭を前後に振りたてる少女がいるそうな。
魔理沙なんて、そいつの手馴れた仕草を見ただけで顔を真っ赤にしてそっぽ向くのぜ。

そんなわけで。もしも君が運よく幻想郷に行くことができたとしても、邪気のない笑みを
浮かべた妙に馴れ馴れしい巫女に出会ってしまったら、直ちにその場を離れた方が良い。
さもないと全財産を搾り取られた上に次回の予約まで取らされる羽目になるだろう。

不幸にも逃げ切ることができず、しっとりとした柔らかい手で手首などを握られてしまったら、
君は最大のピンチを迎えたことになる。そのまま黙っていると人気のない草むらや寂れた
お堂の裏手に誘い込まれて終了なので、そのときは誠心誠意、助かりたいという願いを込めて
「ヤサカ、ヤサカ、ヤサカ」
と唱えよう。

すると巫女は断末魔の鶏のような悲鳴を上げて走り去るはずなので、君もすぐに逆方向へ走れ。
今度は逃げ遅れたところで命に別状はないが、はるか上空から飛来するオンバシラの衝撃に吹き
飛ばされ、したたかに腰を打つくらいは覚悟しておいて欲しい。

ちなみに緑谷はむ伍長は「橋姫」水橋パルスィさんに指ちゅぱして欲しいという変態ですが、
この月見うどんといたしましては是非とも宇佐見蓮子さんにやっていただきたい。
こちらの反応を観察するようなクールな視線を投げかけつつ、意外に巧みな舌使いを見せる蓮子。
だがその冷静かつ悪戯っぽい態度とは裏腹に、頬や目尻はうっすらと朱に染まっている。
(ああ、蓮子も興奮しているんだ)
そう察したうどんが思わず
「宇佐見蓮子! 略してウサ耳レンレン!」
と叫ぶと、蓮子は眉をひそめて指先を軽く噛み、それから口の端を緩めてちょっとだけ笑うのだ。



「ハスラー2」を観る。こないだの「ハスラー」の二十五年ぶりの続編ね。面白かった。
今度は割とビリヤードの映画でした。玉突きが見せ場になってる。若い男前の新米ハスラー、
トムクルーズが主役かと思いきや、やっぱり前作の主人公であるポールニューマンがお話の
中心であった。今回はかなり明るいトーンのお話だ。あと映像がカラーになったよ。

前作終盤でいろいろあって大変なことになった青年も、数十年を経てすっかりおっさんになり、
酒のセールスマンをやりつつ豊かながらも退屈な日々を送ってる。だがしかし。何を失おうが
何十歳老けようが、人間は可能性を秘めておる。自分の中に潜む気合というかエネルギー
というか夢というか、そんなものに気付いたら、その人はまだまだおっさんではない。ていうか、
別におっさんでもいいじゃない。負け犬でもいいじゃない。
そんなレッテルはどうでもいい。今の俺はやるぜえ。やったるぜえ。
そんな感じの、クリントイーストウッドが好きそうな主題のお話であったとさ。ブロンコ・ビリー
とかファイヤーフォックスとかハートブレイクリッジとか、みんなそんな感じなのだ。

監督が変わったせいか、それとも年月のせいか、映画の文法は前作と比べすっかり現代風に
なっていて、ずいぶん分かりやすくなっておった。かといってキャラクター達が自分の心情や
作品のテーマに関わる客観的な事柄まで言葉で説明しちゃうこともなく、映像や演技から
「察する」というか「読む」ことを要求する、そのさじ加減が上手かった。


******************************
12/06/03
早くも夏コミの当落が出たりな昨今、皆様いかがお過ごしでしょーか。
暑いけど、エアコンつけるほどでもない。うどんは扇風機を廻しつつ例大祭の新刊を読む
日々。どいつもこいつも面白おかしい本ばかりでございます。

あとNESのゲームも着々と遊び中。面白いのと、つまらんのと、単に不親切なのとが
渾然一体となっており、クソゲーってなんだっけと改めて考えさせられてしまいます。だが
人がTコンを握って以来、問いに見合う答えなどないのだ。
傑作とは何。クソゲーとは何。そして、我は何。(銀河万丈)
突出して面白いのは究極タイガー。RPGはあまり好きではない=あまり楽しくないので、
評価はどうしても低くなりがちですなあ。ウィザードリィくらい完璧なら話は別ですが。
何にせよ、残るは8タイトル。頑張ってみよう。
部外者には分からない話題ですみません。

ついでに風神録を一年ぶりくらいにやってみる。難しいよこれは。何度かチャレンジして
みたけど、三面まではすんなり進んで四面の射命丸で終了ですよ。そもそも一面から
弾は速いわ背景が極彩色で見づらいわで肌に合わないのだ。曲は好きですが。
とはいえ、最近どういうわけか低下気味だった射命丸に対する評価が再度盛り上がった
ような気がするので良しとしよう。原作をプレイするとそのキャラに対する好感度が
リフレッシュされるのだろうか。

ついでのついでに永夜抄スペルプラクティス。なんと、壷中から天文密葬法まで立て続けに
取れたよ。とりわけアポロを取れたのが達成感高し。プラクティスだとこんなに首尾よく
取れる(ことがある)のに、どうして本番だと死んでしまうのかしらねえ。
で。勢いに乗ってチャレンジした蓬莱の薬は、やっぱり駄目でした。いくらやっても後半の
緑色の弾で死ぬんじゃよー。


******************************
12/06/01
予想もつかないラインナップでおなじみfigmaで、ついにエッタが出るそうで。本当に何が
出るか分からんシリーズだな。おっと、エッタってのはガガガのヘンリエッタのことですよ。
ガガガ、つまりガンスリンガーガールね。もっと略してGGG(スリージー)と呼んでもいい。
くろがねの巨人、ぼくらの義体王。

ともあれ、ヘンリエッタですよ。相田裕の平面・・・もとい繊細なタッチのお顔がどの程度
再現されるか楽しみですわ。オプションはもちろんヴァイオリンケースとP-90であろうな。
日記帳と写真機なんかでお茶を濁しやがったら只じゃおかねえ。ジョゼが泣く。

しかしこれでヒルシャーの出る日も近いな。期待。ちょう期待。
鳥「ヒルシャーさんの次にあっしが発売されれば、二人でパダーニャ惨殺ごっこが・・・
フヒヒ、言えねえ、これ以上は言えねえ!」(浅黒い顔を真っ赤にして照れながら)
昼「トリエラ、声。声が大きい」
鳥「SIGとウインチェスターで蜂の巣だあ! いや待てよ、もしナイフも付属してたら・・・
ヒャハー! ピノッキオを文字通り人形にできる! 命のない、ただの人形野郎にしちまえる!
いいんだ、好きにしちまっていいんだ!」

昼「トリエラ、いいかげんにするんだ!」
鳥(単行本三巻くらいの絵柄で)「だって・・・」
昼「む」
鳥「私はもう人間じゃなくてただの義体で、だけどアムステルダムで私を救ってくれたのは
他でもないヒルシャーさんで、そうしたら短い寿命はもうヒルシャーさんのために使うしか
なくて、本当は涙も義体なんかには不必要で、でも私は・・・」
昼「ず、ずるいぞ、その姿! 昔の絵柄に戻るのは反則だと、あれほど・・・」
鳥「パダーニャどもの血で、ヒルシャーさんのジャケットを真っ赤に染めてみせまさあ!」
昼「・・・(ドイツに帰りたい)」
鳥「フヒー」

そういえばガンスリンガーガールは連載も単行本も読まなくなって久しいけど、あのロシアンで
バレリーナで赤毛の義体ちゃんはどうなったのかな。うどんの勝手な想像通りに担当官との
駆け落ちに失敗してエッタやリコに処分されたかしら。



「イングロリアス・バスターズ」を観る。ブラピの反ナチ映画。
タランティーノの映画は好みに合わない。シリアスなのかコメディーなのか、どちらの
つもりで作ったのか分からないようなシーンが多いし、筋書き上さらりと流せそうな
シーンがやたらに長いので退屈になる。その割に、終わり方はちょっぴり中途半端。
暴力描写があからさまだというくらいで喜ぶと思ったらウヒヒ大間違いですぜ。
意外な人物が死に、意外な人物が生き残るのは面白かったですが。

今まで観たブラッドピット映画の中で一番面白かったのはファイトクラブ。次いで12
モンキーズ、それからオーシャンズ11だな。知的なキ○ガイが当たり役なんだけど、
それにしてもガイリッチーの「ロックンロール」は映画そのものがいまいちだった。
そのうち「マネーボール」も観ないとね。