きのこな生活


湯の丸高原の米栂の森
長野県の小諸の北、湯の丸高原にあるクリタケの出るとっておきの場所です。

 

[きのこ]

どういわけか、2〜3年前から「きのこ」に興味が湧いてきて、きのこの本や図鑑を買ってみたり、山に行って探してみたり、採ってきたきのこを料理して食べてみたりと、まぁ、なんといっていいか・・
とにかく「きのこな生活」を送っております。

なんにしてもそうですが、やりだすと面白くなるもので道具にもだんだん凝るようになりました。竹で編んだきのこびく、柄の長いきのこ鎌、藪漕ぎ用のゴム長に厚手の作業手袋などなど・・

決して高価なきのこ達ではありませんが、それはそれ、森のうまみを充分に伝えてくれる立派な脇役です。
自然のおすそわけを肴に、今日も旨酒を一献傾けましょうか。

 

[きのこのいろいろ]

木漏れ日の中を、コケの絨毯を踏みしめながら、「きのこの気配」を感じながらの散歩です。
日本には5,000種類以上の「きのこ」があるそうですが、まだ出会ったのはほんの数種類。
少しずつ季節のきのこをアップしていきます。

春:春のきのこは、めったに採りに行きません。そのうちにアップすることがあるかもしれませんが、、、
夏:虫、虫、虫。蚊、蚊、蚊だらけの夏の山。こんな時は、「きのこ」より「昼寝」。小諸で涼しく夏休み。
調査中! ぬめりいぐち からかさたけ ちちたけ きたまごたけ
おにいぐちもどき くろいぐち しもふりしめじ ほうきたけ はないぐちほか
きのぼりいぐち にしきたけ しろはつ くりたけ むらさきしめじ
         
         
         
         
冬:寒い、寒い、冬なんぞにきのこ鍋食べるのは嬉しいけど、えのきたけなど採りに行ったら凍死確実です。
その他
かわらたけ おおごむたけ ひいろちゃわんだけ ひとくちたけ 多孔菌科
毒キノコ
しろおにたけ はなほうきたけ      
     

 

[きのこの本]

いつのまにか、きのこの本を買い集めてしまって。
ここでは、自分用の整理もかねてお奨めの「きのこ本」の紹介など。

1.山と渓谷社:山渓カラー名鑑「日本のきのこ」/今関六也ほか
きのこの図鑑の王道です。ずっしりとしたボリュームのある内容で日本産菌類を学問的に解説しています。伊沢さんほかの写真も綺麗です。

2.山と渓谷社:山渓フィールドブックス(10)「きのこ」/本郷次雄ほか
これも山渓ですが、携帯図鑑にもかかわらず1155種類の菌類を収録してあります。でもちょっと写真の黄色がきつすぎる感じです。

3.山と渓谷社:山渓ポケットガイド(15)「きのこ」/小宮山勝司
著者は長野県にある「ペンションきのこ」のオーナーです。文庫版の図鑑で220種余りを収録。写真も綺麗でわかりやすい。

4.長岡書店:「きのこ」/小宮山勝司
前記と同じ著者ですが、こちらは採取できる季節毎のインデックス方式です。こちらも220種余りを収録。

5.山と渓谷社:MY DATA図鑑「山菜・きのこ・木の実フィールド日記」/水野仲彦
1年各月ごとのきのこや山菜を紹介。ページ毎にnote欄があって、自分で見つけたり採取した時のデータが書き込める日記風です。

6.保育社:カラーブックス「食べられるきのこ」/水野仲彦
文庫本サイズで80種を収録。食べられないのもそのうち14種類ありますが。

7.実業之日本社:「きのこの森の歩き方」/赤沼博志
内容はもちろんですが、表紙のカバー写真がいい!コナラの森と籐籠に盛ったナラタケがとても綺麗です。この本にはきのこ哲学があります。

8.農文協:コース別「キノコ狩り必勝法」/矢萩信夫ほか
必ずあるんだよね、こういう必勝本って。樹種別のコースできのこをグループ化してあります。結構楽しく読みました。

9.全林協:林業改良普及叢書110「野生きのこのつくりかた」/小川眞ほか
ちょっとマニアックですが題名を見て思わず購入。要は種菌を栽培してから菌床(菌糸)を山へ持って行って子実体(きのこ)にしなさいと言うことだそうです。

10.光文社文庫:「キノコの不思議」/森毅編
あの評論家の森毅さんがキノコフリークだったとは。イラストも知る人ぞ知る小林路子さんです。こんな本があること自体が、僕にとっては不思議であります。

11.ほおずき書房:「山採りきのこのかんたん料理」/小山昇平
著者は小諸に住んで「くさびらの会」というきのこの集いを主催している人です。小諸付近できのこ採りをするんじゃ、買っておかないとと思い購入。

12.婦人画報社:和・洋・中「きのこ料理」
もう、「きのこ」と名が付けば、どんな本でも買ってやる!という禁断症状の時、発作的に購入。あとで「婦人画報社」って知って少し落ち込んだ。

13.主婦と生活社:「からだに効くきのこパワー」
婦人画報の次は主婦と生活。もう、本当に壊れかかっていました。でも、こういう本は、きのこで酒肴作るときに意外と便利です。

14.山と渓谷社:夢自然きのこ「きのこの目利き」
写真も綺麗だけど、九州から北海道までのきのこ好きが集まって「いつ発生する」だの「うまいのまずいの」と、それはもう楽しい内容です。

15.朝日新聞社:朝日百科「キノコの世界」/椿啓介監修
「菌界」を鋭く解説、さらには真菌類の分類体系へと展開するスリルとサスペンスに満ちた内容。写真が綺麗だから、ま、いいか。

16.山と渓谷社:小林路子画集「きのこ」/小林路子画
「きのこ」をこれほどまでエロティックに描く人は他にいません。「きのこってこんなに美しかったんだ!」目から鱗の素敵な画集です。永久保存決定!

17.日本経済新聞社:なにがなんでも!「きのこが好き」/小林路子
きのこ画家:小林路子画伯が、なぜ「きのこ」に魅せられていったのか。きのこ好きにとっては、涙なくして読めぬ感動のエッセイであります。

18.講談社:「毒キノコ・絶品きのこ狂騒記」/小山昇平
小諸に暮らし、山ときのこを愛する小山先生の秀逸エッセイ。結構、地元の人って毒きのこを食べて苦しんでいるんだなぁ、などとひどく納得します。

19.企画室:「楽しいきのこ狩り」(これであなたはきのこ名人)/小山昇平
きのこ名人が著者で(これであなたは、、)ってサブタイトルがあれば買っちゃいます、素直に。表紙写真の女の子が、やけにおっとりした顔なのも○!

20.ホームライフ社:自然の恵み、健康を摘む「きのこ・山野草」/畠山陽一
21.パッチワーク通信社:自然の恵み、健康を摘む「四季のきのこカラー百科」/畠山陽一
なんか似てるな、おかしいなとは思ったんです。著者が一緒なんできのこの写真、同じのを使いまわしてやがんの!いくらよく撮れたからって全部同じとは。

22.山と渓谷社:OutdoorBOOKS(20)「きのこ狩り入門」
その名の通りの入門書。専門的ではないけれど、満遍なくきのこの楽しさ伝えます。ちょっと頭の弱そうな女の子がきのこ持ってニコニコ写ってます。

23.ナツメ社:今日のおかず「きのこ」/ゆうエージェンシー編
また出た「おかず本」。何でこんなの買ったんだか忘れた。でも最近我が家の鍋物にはたくさんの種類のきのこが入るようになりました。

24.全研本社:「BASHO1999/11」特集:きのこ日和
いいでしょ、この「きのこ日和」っていうの。雑誌ではありましたが、小林画伯の絵があり、写真も綺麗なのあり、見事な編集であります。

25.プレジデント社:「dancyu2000/11」特集:「きのこ」に惚れた
そうか、そうか。あの男子厨房的雑誌「dancyu」も、きのこに惚れてくれたか、やっぱりお前もそうか。よかったよかった、で、思わず買ってました。

26.読売新聞社:読売クックブック(274)「きのこクッキング」
これは、読売新聞の集金のお兄さんにもらった非売品。ほら、よくあるでしょ!集金のときに新聞貯めとく袋とかと一緒にくれる変な小冊子、あれ。