「鬼子母神、雑司が谷」:都電沿いに走る郷愁散歩

 

5月1日、会社は休みでも小学校・幼稚園はしっかりと営業中であります。
下のチビを幼稚園まで送りがてら、チャリ散歩のはじまり、はじまり。
まずは、江古田にある実家の跡まで。
実家の建物はあとかたも無く、愚弟が賃貸中でありまして、ま、弟思いの兄のボランティア巡回と言ったところであります。
本日のところ異常無し。

 

 

 

 

 

こちらは南長崎の岩崎邸。
いえ、知らない人の家なんですが、昔懐かしいと言うかなんというか、僕らが子供の頃(昭和30年代)近所にこんな家がいっぱいあったなぁ。
ここから5分で、「目白 二又交番」に着きます。

 

 

 

 

 

 


目白の駅に到着!北は池袋のゴミ処理場の「ノッポ煙突」。道の向かいは、新築されたJR目白駅です。
学習院の緑が、目白駅のトリミングをしているようでなんかほっとする街なんだよな。

ところ変わって、こちらは高田馬場から早稲田へ向かう途中。
「らんぶる」という喫茶店があって、その隣は「江戸っ子」っていう料理屋でありました。
若き日の「井伏鱒二」、「森繁久弥」などが立ち寄った店。
うちの「おばあちゃんち」でもありました。35年ぐらい前に売って世田谷に引っ越しちゃったんだけど、立ち枯れた樹木のように廃屋化してまだそこにありました。おそろし、おそろし。

 

 

 

 

 

 

目白通りと明治通りの交差点。「学習院下」から「早稲田」に向けて都電が走る。
緑の鉄橋の下は「神田川」。北へ続く線路の向こうには「サンシャイン60」。
ビッグカメラの本部もこの交差点の近くにあります、知ってた?

 

 

 

 

 

 

 


「鬼子母神」と言えば、乳イチョウ。鬼子母神堂の看板には「鬼」の字にちゃんと角がありません、やっぱ女の神様ですから。
で、乳イチョウも雌かと思ったらこちらは立派な雄木だそうであります。看板に書いてありました。


ちょっと一駅「雑司が谷」までチャリ移動。
東池袋からでも歩いて5分ぐらい。夏な暑い日なんかに読書するのにうってつけであります。日陰も多いし昼寝にもいいかもね。


池袋を回って、こちらは3年前まで住んでいた山の手通り沿いの前の家。池袋に近くって、遊び場いっぱいあって便利だったんだけどなぁ。
床屋の親父とも仲良かったんだけど、やすい寿司屋もあったし。
などと、郷愁に浸りつつ、おなかが減ったんで「鰍嘉」によって昼飯食べて満足して、今日の旅、しめて3時間半のお開き。、