「哲学堂から中野まで」:中野、懐かし、夢さんぽ。

 

あー、やっと休みが取れた!
ってわけで、今日は手近に中野散歩とまいります。
うちからは、西武池袋線をまたいで哲学堂を回り、西武新宿線もまたいで約20分。
「哲学堂」、この変な名前の公園は、確か杉浦先生の関係するわけのわかんない謂れがあったような、なかったような、、、
ここは、高校時代に学校に行くのが面倒になると、バイクに乗って、缶コーラ買って、よくサボり(昼寝)に来たところであります。
今日は夏ということもあって、ミンミンゼミが鳴く賑やかな午後でありました。

 

 

 

 

 

確か「新井中野通り」とか言ってたなぁ、この辺。
西武新宿線の新井薬師から野方のほうに向かう踏切です。
桜の木がトンネルのようになっていて、まして、今日は久々に涼しい夏の一日、快適なチャリ散歩は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

「新井薬師」と言うぐらいなので、当然、「薬師寺」がありまして。
今日は、「ガラクタ市」の真っ最中。反物、焼き物、本当のガラクタまで、こんなんあり?ってもんまで売ってました。
探せば「堀出し物」があるんでしょうが、99.9%まではガラクタのような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

「中野ブロードウェイ」を北から入り、きょろきょろしながら歩いていると「中野サンモール」へとつながります。
日曜日ということもあり、人、人、人、また人。人の山。
中央線沿線の「ガラクタ市」のような一角であります。
昔はここに、「蛇屋」(精力剤や怪しげなものを売っている店)があったんだけどなぁ。
どうなっちゃったんだろうなぁ、あんまり効き目がなかったのかなぁ、、、

 

 

 

 

 

 

オレンジ色の中央線。
中の北口に到着。
江古田出身者としては、昔の遊び場といった懐かしい風景。
中三の時、最初に酒飲んだのもこのそばの友達のうちだったよなぁ、あん時は、好きだった子に振られて大酒飲んでも飲んでも酔わないで、揚げ句に大泣きしたんだよなぁ、などと、いらんことを思い出してしまう郷愁の中野北口です。

 

 

 

 

 

 

中野からの帰り道、「巴里ばあちゃん」なんてふざけた名前のカフェを発見!
ここは、繁華街じゃないんだぞ、客なんているのかぁ?と思いきや、なかなかの盛況ぶり。
外のテラスには、小学校時代の椅子みたいなセットがしてあり、桜並木の木陰で、いかにも気楽な感じ。
こーゆーのに弱いんであります、おじさんは。
ま、ひとり散歩の途中だし、小腹も減ったし、午後3時。
道草、道草、で立ち寄ります。

 

 

 

 

 

 

ステップコンポは道端で駐輪中。
こちらは外のテラスで遅いランチの物色中。

 

 

 

 

 

 

 

で、選んだのが、チーズオムレツの定食(パン、バター付き)、冷やした赤ワインのデキャンタ、食後はデザート代わりのブラックコーヒー。
ボケ―!としながら飲むワイン。
暖めたパンにバターを塗って追いかけます。
サーブしてくれるお店の子も、邪魔にならない程度に話しかけてくれてます。
しばらく仕事でバタバタしてたんで、本当に久しぶりの休日。
おだやかな日曜の午後は、こんな過ごし方もあるんだなぁとしみじみ実感!

 

 

 

 

 

思いのほかワインを飲んで、フラフラ散歩の帰り道。
これは水道タンクの建物です。
昔はこんな立派な建物で、「おいしい水」を配っていたんだ。
今じゃ、工場みたいな所で「薬漬け」の水作って、ガンガン配ってんだもん、旨いはずがないよなぁ、などと朦朧・酔眼・ヨレヨレ頭で思いを巡らせつつ家路に向かう午後の4時。
さぁて、今度の休みにはどこへ行こうか、、、