遺影用 自画像を描く

「後期高齢者」の記念に「お陀仏用の自画像」を書き残す


晴れで75際になった。愛するわが日本国から、新医療保険制度で「末期老人の厄介者は早く死んでくれ!とのご宣託を受けた。めでたし、めでたし、大変名誉なことだ。これを記念して「葬式用の自画像」を描いてみた。

自画像は似顔絵とは全く異なるものであり、自分を見つめなおすために描くものだと思う。

最近トシのせいか葬式に出ることが多い。いつも感ずるのだが、お別れのときにあの「遺影」をじっと眺めてみると、おかしな写真が多い。殆どはぼやけたり、妙に若すぎたり、似ても似つかないものだったりとろくな写真は無い。  ま、遺影を準備しておく人もあまり居ないので慌てふためいてあんなヒドイ代物を飾ってしまうのだろう。
死んだ本人は「こんなの飾りやがって…」と、お棺の中で不満たらたらかもしれない。


そこで自分自身がお陀仏になった時には棺おけの上に飾ってもらおうと描いたものだ。自分で書き残すのだから間違いない。
若作りで実物よりはるかにイケメンだよ。  アッハハハ! こんなことする変人は居ないかもしれないな…。


自画像だけでは「絵」にならないので前教室で最後に書いた「手」のスケッチを掲載する。

こんなの超簡単だと思っていたが意外に難しかった。


♪黄色いさくらんぼー♪

死んだとき飾る自画像 サイズは6号

一杯いかが? オットトト! ヤリやしょう!!の図