ソメイヨシノ桜の観光大使 初代女王は宮崎さん(立大2年) 観光協会主催でコンテスト
ソメイヨシノ桜発祥の地・豊島区を全国にアピールする「第1回ソメイヨシノ桜の観光大使」コンテストの本選が2月28日、東池袋の区民センター文化ホールで開催された。主催は豊島区観光協会(齊木勝好会長)。豊島区、東京商工会議所豊島支部、豊島区商店街連合会等後援。
1次審査を突破した14人の候補者の中から、初代観光大使に兵庫県出身の立教大学2年生の宮崎彩加さん(20)、副大使に伊地知桜さん(26)、落合はる菜さん(20)がそれぞれ選ばれた。大使、副大使の任期は来年2月までの1年。今後、豊島区駒込から生まれた日本を代表する桜「ソメイヨシノ」のイメージにふさわしい観光大使として、豊島区の実施する様々なイベントで、豊島ブランドの桜を全国、世界へと広くアピールしていくことになる。
本選は午後6時から行なわれ、高野之夫区長のほか小池百合子衆議、渡辺輝東商豊島支部会長、足立勲区商連会長、片桐昌英染井吉野桜さくら実行委員長、高埜秀典染井銀座商店街理事長らが審査員となって、着物審査、特技パフォーマンス審査等を行なった。高野区長は「桜に思い入れがあるだけではなく、豊島区を心から愛する人という視点から選びたい」とあいさつ。
自己紹介をかねた着物審査では、各人が大使への志望動機や桜への思いをアピール。その後、パフォーマンスでは琴の演奏、剣舞、日本舞踊、ダンス、アカペラ、ユニークなものでは立教大学放送研究会の学生が桜の名所をレポーター形式で行なうなどスピーチ勝負というものもあり、会場は終始華やかで和んだ雰囲気だった。
受賞後、宮崎さんは「昨日は不安で不安で泣いた。今は嬉しくて涙が出そうです。豊島区のソメイヨシノ桜を全国にPRし、日本中を桜色に染めたい」と満面の笑顔で抱負を語った。
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