地球にやさしい商店街
巣鴨駅前商店街 ソーラーアーケード完成
もてなしの街・巣鴨は地球にも優しい――。巣鴨駅前商店街(長島眞理事長)のソーラーアーケード完成を祝うオープニングイベントが12日午後、小池百合子衆議、水島副区長、吉村区議会議長、足立区商連長ら来賓多数を迎えて商店街中ほどで開催された。
“人にやさしい、地球にやさしいまち”をアピールするため1月から設置工事をおこなっていたもので、既存の勾配アーケード全長約270メートルに、縦80センチメートル、横160センチメートルのソーラーパネル188枚を設置した。
オープニングイベントで長島眞理事長は、「地球環境問題に商店街として何ができるか、CO2削減にどのようにお手伝いできるかと考えました。ソーラーパネルを設置することによって、来街者に再度認識をしていただけるのではないか。小さな1商店街ができるのだから、私たちもやってみようと思っていただけるのでは考えてます。今後も住みよい環境をつくるお手伝いをしていきたい」とあいさつ。
既存アーケードは平成3年に設置され、耐用年数を超えており、建替え等が検討されていた。また、昨年、国道17号線拡幅に伴う歩道整備事業が実施され、ユニバーサルデザインを取り入れた歩道空間整備が図られてきたことから、巣鴨駅前商店街振興組合が昨年11月に国の少子高齢化等対応中小商業活性化事業へソーラーアーケード整備に関する内容で補助金申請し、12月に認定となった。総額事業経費は1億7千万円で、商店街の自己負担5800万円となっている。ここで発電した電力はすべて東京電力に売却される。
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