目白バ・ロック音楽祭 30日から6月15日まで
目白バ・ロック音楽祭2008が5月30日から6月15日まで開かれる。新宿区・文京区・豊島区にまたがる「目白地域」の豊かな地域資産を活用した音楽祭として、三つの区の区域を越えて、地域・大学・行政等が協働して開催するもの。4回目。
静かで落ち着いた目白の街並みと歴史的な建物の雰囲気のなかで、品格のある音楽を聴いて感銘してもらい、その余韻で目白散策を楽しんでもらうのが、音楽祭のコンセプト。バロック音楽にちなんだ造語「バ・ロック」は、目白という「バ=場」で「ロック=挑戦的」な人とともに「遊戯」するという、この音楽祭のイメージを表現したもの。目白「バ=場」の歴史的な資産である、東京カテドラル聖マリア大聖堂、聖母病院チャペル、目白聖公会、自由学園明日館、立教大学、学習院大学、蕉雨園などの類まれな建築物が多数あり、これらを会場にしたバロック音楽だけのコンサートの開催は日本では類が無いという。今年は、「吟遊詩人」を統一テーマに約20公演を開催予定。30日12時から目白駅前広場でオープニングパフォーンス。詳細はホームページで。
なお、副都心線が開業し、「雑司が谷」駅が新設されることを記念して、豊島区では、この音楽祭の一部を副都心線開業記念事業として位置づけている。多くの著名人が眠る雑司ヶ谷霊園など、豊かな歴史文化を持つ雑司が谷に新駅が開設されることで、地域の住宅地としての価値が一層高まることが期待される。
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