「医療制度に不信と不安」 豊島区高齢者クラブ総会
平成20年度豊島区高齢者クラブ連合会(会長:杉田顕一)の第46回「定時総会」が、区民センターで5月23日開催された。
司会は、中島静江副会長が行い、開会の辞は、若林寛治副会長が行った。平成19年度の物故者に対する黙祷を行った。
杉田会長が挨拶を行い「“後期高齢者医療制度”は、十分な説明を受けておらず制度に不信と不安を生じている。75歳以上の人口は1170万人(9.9%)を占めています。クラブ数と会員数が減少傾向にあり、新たな対策を講じなければなりません。豊島区は,新たな事業として「見守り活動」を本年度より開始しまた。現在、65クラブで活動をしています。高齢者が、互いに助け合って行きたいと思います。と述べた。
最高齢者等の表彰は、平成20年区高連最高齢者である東池袋在住の大沢ヨシさん(102歳:永和会)、長崎在住の日比野慶ニ氏(98歳:大成寿クラブ)の両氏が、最高齢者として表彰された。
区高連特別功労者表彰として、喜楽会の外口志づさんが表彰された。外口さんは、会員200人を看取り、会員数も著しく減少し会も閉鎖するという。外口さんの活動の話を聞くとき、会場は一瞬「シーン」となった。
その外、役員歴12年以上、理事:中村元治氏(西巣鴨新田百寿会)と理事:那波茂氏(親和豊寿会)の2氏と6年以上理事:矢島武夫(折戸千歳会)、理事:近藤守(東南第1クラブ)、理事:松本端穂(永楽会)、理事:安藤なを(池袋宮元互楽会)、理事:猪野美佐子(長寿クラブ)、田島淳伍(千早いこいクラブ)、理事:多光孝一(静和クラブ)の7名が表彰された。
来賓の祝辞を高野之夫区長がのべた。外に来賓として藤本欣二副議長、二の宮富枝豊島区社会福祉協議会事務局長、村田計義シルバー人材センター会長がそれぞれ祝辞を述べた。
総会は、議長に竹下孝雄理事を選出し、平成19年度事業経過報告及び同収支決算報告をした後、竹内貞一監事による「正確」報告を行い満場一致で採択された。
平成20年度事業計画(案)、同収支報告(案)及び会則の改正(案)の提案を行い、質疑応答の後、拍手をもって採択された。閉会の辞は、石塚知久副会長が行った。
»» BACK
|