来館者100万人達成 開館1周年の中央図書館
昨年7月16日に開館した区立中央図書館(東池袋4)が、開館一周年目を向かえた16日、来館100万人を記録した。
この日11時、100万人目の来館者となったのは南大塚在住の落合寛子さんと京極英子さんに花束と記念品を贈呈された。
中央図書館は、区の文化情報発信拠点として開館以来、1日の利用者がコンスタントに3,000人前後を推移し、今月に入り約4,000人の利用者があった日も。当初は、来月辺りに来館100万人と想定していたのだが、なんと開館日にピタリと達成。職員もびっくりしている。昨日までで999,158人来館、本日は開館329日目。
贈呈した記念品は、しあわせの赤い風呂敷、図書カード、区の若手職員が執筆した本「探す!わが町の魅力」、ジェームス・三木氏作・演出の舞台「池袋わが町」(9月19日~23日あうるすぽっとで公演)のチケット2枚、CD「としま未来へ」2枚。
高野区長から「進化したIT化図書館、課題解決型図書館として『あうるすぽっと』と連携して文化・情報発信をしてきましたが、1周年の今日、来館者100万人というひとつの夢がかないました」と挨拶があった。
落合さんと京極さんの二人は、併設している点字図書館のボランティア団体「さわる絵本グループ・ふたば」で活躍中。今日は会の活動日にあたるため来館した。毎月第1・3水曜日に会議室で絵本製作の活動をしている。グループ・ふたばの代表落合さんは「25年間活動してきましたが、豊島区には点字図書館もあって恵まれています」、京極さんは「普通の図書館は本がぎっしりで威圧感があるのですが、ここは吹き抜けが広々していて、ゆったりと本を選べます」と語った。
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