旧長崎町の文化掘起し 魅力づくり懇談会開催
豊島区の西部地区(旧長崎町)の文化による「魅力づくり懇談会」が、28日の夜、西部区民事務所で開催された。
懇談会では、冒頭、高野区長は、長崎神社の獅子舞や富士元囃子などの無形文化財、そしてアトリエ村やトキワ荘、千川上水跡など、西部地区の文化資源を活用し文化を基軸とした、住宅地区の魅力あるまちづくりが、副都心地域の整備とともに大切であり、このことで豊島区全体が均衡した発展をすると挨拶した。
続いて出席した約40人ひとりひとりから地区の魅力やまちづくりの方向性についての意見が次々と述べられた。
傍聴した文化推進プラン策定委員会の北川フラム委員長(女子美術大教授)は、西部地区の古くからの歴史と近世の文化的な財産を大切にしたいとの参加者の意見を大いに参考して、計画づくりをしたいと締めくくりの挨拶をした。
また、区の文化プロジェクト担当では、今後、この懇談会での出された意見と、同時に実施している西部地区の約1,500人へのアンケート調査の分析結果とともに、今後の魅力あるまちづくりに向けての提言をまとめ、来年度以降のアクションプランについて考えていく、としている。
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