小中学生の職場体験 区内の企業が協力
夏休みの企画として、区内の企業の協力を得て、小中学生が職場体験。小・中学生の職場体験は、学校の授業の一環として実施することが多いが、産業界からの支援で実施する例は少ない。主催は東京商工会議所豊島支部・財団法人としま未来文化財団・豊島区。
8月5日は、都内でも最大級の売り場面積を持つ書店、ジュンク堂池袋本店(南池袋2-15-5)で中学生5名がレジや接客をチャレンジ。ジュンク堂池袋本店副店長の毛利聡さんは「子どもたちには、お客様との会話を通してコミュニケーションを学んで欲しいです。最近は大学生でもきちんと会話ができない人も多いですね」と。夏休み中、池袋三越、新文芸坐、紙のたかむら、アレグロ、としまテレビなどで行われる。
ジュンク堂体験に参加した西巣鴨中学校2年生の木内良哉君(13歳)は、「本屋さんで仕事の体験をしたかったので、とても楽しいです」と語った。また、千登世橋中学校2年の辻村明日香さん(14歳)は、「本が好きなので、自分で申し込みました。人前でしゃべるのが苦手なので、とても緊張しています」と話し、レジで指導にあたった店員からは「言葉遣いも丁寧だから、高校生になったらすぐにアルバイトできますよ」とお褒めがあった。
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