災害時に備える 区民ひろば池袋で講座
災害時に備える講座が8月28日、区民ひろば池袋(池袋2-24-17)で開催された。普段町会活動に参加経験のない人も多く集まる、区民ひろばでの防災講座は初めて。
講習会は、区民ひろば池袋と(財)としま未来文化財団のタウンデザインセクションとのコラボ企画。防災週間(8月30日~9月5日)を前に、防災まちづくりのため地域の防災力の強化と、災害時の備えが目的。
阪神淡路大震災の後、ライフラインの復旧に電気は1週間、水道は1ヵ月半、ガスは3ヶ月もの時間がかかり、被災者は不自由な生活を送らなければならなかった。ライフラインが止まったときにも、温かい食事で元気を出せるようにと、ティッシュとアルミホイル、サラダ油を使ったランプとコンロの作りかたを学び、炊いたご飯を参加者全員で試食した。
講義では、井上浩一講師(タウンデザインセクション・まちづくりコーディネーター)が、過去の地震を教訓に、“災害に強い人が住むまちが、災害に強いまちになる”と語り、地震が起こった時のための心構えや、注意することなどの講義を行なわれた。
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