高齢者元気あとおし事業 10月1日スタート
高齢者が、指定された特別養護老人ホームやデイサービスなどでボランティア活動を行うことにより、ボランティアをする方自身の介護予防と、お互いに支え合う元気な地域社会をめざして行う「高齢者元気あとおし事業」が10月1日からスタートする。事業の開始に先立って、12日、事前説明会を行うとともに、会場で参加申込みを受け付けた。
この事業の特徴は、①ボランティア活動自体が高齢者の介護予防につながる ②活動時間に見合ったスタンプがもらえ、貯まったスタンプの数に応じて換金することができること。
説明会会場には、事前予約していた45名が集まり、真剣に話を聞いていた。今回の説明会は第一回ということもあり、現在すでに区内各施設でボランティア活動を行っている参加者も多かった。
「いざという時には、近隣の方同士助け合っていただくのが、一番迅速に対応できます。今回参加していただいた皆さんにも、周りの方にどんどん紹介していただいて、助け合いの輪を広げていっていただければ、と思います」と区担当者。
この事業は説明会に参加しないと登録できないため、説明会終了後には、35名の方が登録した。
【事業の概要】▽対象=65歳以上で以下の活動ができる健康な区民▽活動内容=①区から指定を受けた介護保険施設(特別養護老人ホーム・デイサービスなど)で。●お茶出しや食堂内での配膳 ●シーツ交換、洗濯物の整理、草刈●話し相手●散歩や館内移動の補助 ●施設の行事手伝いなど②介護予防事業でのサポーター活動の一部など▽スタンプ=1時間で1ポイント、2時間以上で2ポイント(1日で3時間以上活動しても2ポイントまで)▽換金=10ポイントごとに1,000円と換金。1年間に1回のみ、決められた日時(21年10月頃予)に換金。年間上限は50ポイント5,000円まで。
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