「都民の消防官」表彰 豊島消防署の斎藤さん
第61回「都民の消防官」表彰式は、千代田区のサンケイホールで行われ、豊島消防署(相馬信行署長)の斎藤廣道消防司令補が選ばれた。
「都民の消防官」は、昭和30年、産経新聞社が、日夜をわかたぬ献身と努力を続ける東京消防庁職員の中から第1線の消防官を選び出し、その労苦に報い都民の信頼と感謝を集める人を広く都民に紹介しようとするもの。今回の斎藤消防司令補は、表彰区分の4つの「特例枠」として表彰された。
斎藤さんは、昭和42年11月消防学校入校。爾来、江戸川区、練馬区、荒川区、豊島区に42年間務める。当初の12年弱は、消防車輌等の運転に従事し、昭和56年4月より消防司令補として、消防団と消防署とのパイプ役としその職責を果たし、今回の表彰対象となったものである。
斉藤さんは「今後とも、消防署と消防団のパイプ役として、風通しの好い関係を構築していきたい」と笑みを蓄え話をした。妻の敏子さんは「とても素晴しい表彰式でした。とても感謝をしています」と述べた。相馬署長は「都内80消防署の中で本署職員が表彰の対象になったことは大変嬉しい。署員はこの良好な作風を受け継いでもらいたい」と語った。
プロフィール:斎藤廣道(さいとう ひろみち)昭和24年3月生(59歳)。山形県東田川郡藤島町渡前(現酒田市)出身。私立酒田南高校卒。現栃木県野木町在住。家族は妻、子供2人(独立)、趣味は、家庭菜園、スポーツ鑑賞。
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