年末の取締りを強化 とくに悪質な客引などの風俗事犯 池袋警察署
今年も残すところあとわずかとなり、池袋警察署(幕孝信署長)は年末警戒を強化している。
昨年12月中、池袋警察署管内では、強盗、侵入盗、振り込め詐欺が他の月より多く発生したほか、悪質な客引き行為をはじめとする違法風俗事犯なども目立った。このため池袋警察署では今年も11月末から金融機関を狙った強盗などの発生を防止するため警戒を強めるとともに、街頭犯罪や悪質風俗事犯の取締りを強化している。その結果、これまでに出会い系喫茶を売春容疑で摘発したほか、違法な客引きなど多数を検挙している。
特に11月24日には執拗な客引き行為として苦情の多かった居酒屋従業員を検挙。居酒屋の客引きについては今年4月に改正された迷惑防止条例を適用したもので、都内初の検挙である。
年末に向けて悪質な犯罪の多発が懸念されるので、池袋警察署では「今後とも年末の取締りを強化し、警戒に力を入れていく」としている。
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