池袋駅周辺の将来像 整備計画案をもとに 14日、公開シンポジュウム
池袋駅周辺の将来像を考える公開シンポジュウム「池袋から変わる!駅とまちとの素敵なカンケイ」が3月14日(土)午後1時30分から4時30分まで東池袋のトヨタオートサロン アムラックス東京5階アムラックスホールで開催される。入場無料。
豊島区では、副都心線の開通を契機として、平成19年度に「池袋駅および駅周辺整備検討委員会」を設置し、関係事業者との協働により、池袋駅および駅周辺の目指すべき将来像や整備内容などについて検討してきた。今回のシンポジュウムでは、今後の計画の具体化に向けて、専門家やまちづくり関係者との意見交換のなかから、その方向性や課題を見出したいとしている。
当日のプログラムは高野区長挨拶、豊島区報告(池袋副都心の将来像・都市計画課長、池袋駅および駅周辺整備計画の報告・都市開発課長)、若者からの提案(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・中村陽一教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科・池田靖史教授)、パネルディスカッション(テーマ・池袋駅の再生とまちの活性化)。コーディネーターは岸井隆幸・日本大学理工学部教授・検討委員会委員長、パネリストは中村陽一・立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授、吉田信博・国土交通省街路交通施設課企画専門官、渡辺輝・東商豊島支部会長、稲垣道子・豊島区アニメアドバイザー、高瀬西帆・池袋情報誌「びぃーゆ」編集長、高野之夫・豊島区長。
検討委員会では昨年12月に整備計画案を報告した。案では「集う。行き交う。あふれ出す」をキャッチフレーズとして、回遊と交流の中心となる池袋ターミナルエリアの実現を目指す。池袋駅地区が目指すべき将来像を描く基本構想のほか、整備プログラムとして、短、中、長期での段階的整備イメージを示している。
個々の整備項目についての具体的な検討は21年度から開始する。区としては、関係事業者とともに池袋駅の将来イメージを共有することで、東西デッキなどの整備の実現に向けた入り口に、ようやく立てたという認識を持てた。事業化に向けては関係事業者との連携、協働による計画の具体化や調整が不可欠であり、各種整備内容や課題の解決に向けた詳細検討や関係者間の調整を進めていく。具体的には、地下・サインの整備など地下空間の整除化、地上・駅前広場の再編整備、上空・東西連絡通路(デッキ)整備、の3層の空間整備。
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