2009年8月

第2822号 2009年8月19日号


衆院選
 小池(自民)、江端(民主)、山本(共産)
 政権交代焦点にラストスパート


 民主党が政権交代を果たすか、自民、公明両党が政権を維持できるのかが最大の焦点である第45回衆院選が18日に公示された。先月21日の衆院解散以来、この4週間にわたり実質的に激しい選挙戦を展開されてきた。都議選での民主への追い風はいっとき自民へより戻したかのように見えたときもあったが、民主への追い風は「うねり」へと変わってここまで続き、有権者はそれを踏まえて「社会保障」「景気」「子育て支援」など各党の政策へと目が向いているようだ。

 この東京10区(豊島区と練馬区の一部)からは小池百合子(こいけゆりこ)氏・自民、江端貴子(えばたたかこ)氏・民主、山本敏江(やまもととしえ)氏・共産の3人が立候補。

 当初名乗りをあげていた無所属の小林興起氏が民主入りして民主東京ブロック比例25番目に回り江端氏の支援に、また公示日前日に幸福実現党の泉としひこ氏が小池氏と拉致問題など外交政策で一致したとして立候補辞退し小池支援にまわるなど、激しい駆け引きのなかで最終の選挙戦に入った。

 抜群の知名度と経歴、そしてこの4年間の地域への浸透度で支えられている自民・小池氏、政権交代のうねりとともに、小林興起氏の持つ反郵政改革票を手に入れた江端氏。2大政党に埋没せず独自をアピールする共産・山本氏。マスコミも大いに注目する選挙区状勢になっている。

 ある調査によると有権者の7割が選挙に行くという、高投票率が予想される。個人と党、どちらを優先するかと選択で迷う有権者も多いことだろう。投票日8・30までしっかり候補者・党と見定め、明日の日本のため、暮らしのために悔いのない選択をしよう。


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