2009年8月

第2823号 2009年8月26日号


「8・30」日本の選択
 東京10区はぎりぎりまで激戦 衆院選


 民主300議席越えの世論調査も出だした政権交代が最大の焦点となる今回の総選挙だが、ここ豊島の東京第10区は小池百合子〔こいけゆりこ・自民〕、江端貴子〔えばたたかこ・民主〕、山本敏江(やまもととしえ・共産)の女性3氏が連日熱い戦いを繰り広げている。

 前回小泉郵政選挙の刺客第1号で抜群の知名度と華やかさを持ち合わせる自民・小池氏と、政権交代を訴える民主新人の江端氏の激突の様相にかわりはないが、公示直前に民主・江端氏の支援に回り民主比例単独に切り替えた小林興起氏の動き、いわば「小池包囲網」が大きな影響を与えている。「心強く」と江端氏側、「保守の支援者が固まった」と小池氏側だが民主への風が強い。

 環境大臣の実績を前面に「もったいないぞ日本」をキャッチフレーズにエコ推進を訴えて今回は細かな選挙で支持者を増やす小池氏。党の有名幹部らが続々と応援に駆けつけ政権交代のうねりに乗る江端氏。自民、民主とはまったく独自だということを強調して支持を求める山本氏。

 直近の世論調査によると70%を超える人が必ず今回の選挙に行く、また66%が衆院選を通じて政権交代を望んでいるという結果が発表されている。支持政党や比例代表での投票先でも民主が圧倒している。4年前は民主の鮫島氏、日本新党(当時)の小林氏に大差をつけて当選した小池氏だが、厳しい戦いだ。

 ただ、まだ4割の有権者が小選挙区の投票先を決めていないという。8・30のぎりぎりまで各党・各候補、必死の選挙戦は続くが、投票は日本の未来、暮らしの選択であることを肝に銘じて見極めよう。


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