池袋の安泰と発展願う 池袋四面塔尊で法要
290年の昔から池袋の安泰と発展に厚い信仰を集める池袋東口駅前公園の一角にある池袋四面塔尊で9月8日午後2時から地域の安全祈願をかねた法要が行われた。
奉賛会の服部洋司会長はじめ池袋東口美観商店会の西武、パルコ、ISP、ビックカメラ、東京信用金庫、巣鴨信用金庫等関係者多数が集まり、雑司が谷・法明寺の近江正典住職のもと、厳かに法要が営まれた。
服部会長は「この歴史ある四面塔尊が、もっともっと地元の人や来街者に愛され、親しまれるように盛り上げていきたい」とあいさつ。
法要後、近江住職から「最近の震災、台風という自然災害から見ると人間の営みというのはとても些細、細い綱の上を歩いているようなもの、今生きていることの不思議さ、有り難さを思わずにはいられない。今回の震災で『絆』の大切さが取り上げられていますが、人は人とつながっていることでどんな困難にも立ち向かっていけます。この災害を糧にして絆をもって次の社会を切り開いていきましょう。法華経の教えの根本は見えるもの見えないもの万物全てがつながっているということ。出会えた『縁』を大切に自分だけよければいいという慢心の心を持たず、謙虚に自分は生かされているという感謝の気持ちで日々生活していきましょう」との法話があり、一同気持ちを新たに散会した。
【池袋四面塔尊奉賛会】名誉会長=宮田和昌、会長=服部洋司、世話人=大熊良幸、津島徳男、石井浄丈、清水泰子、菅澤省吾
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