2011年11月

第2921号 2011年11月9日号


高野区長「観光振興は不可欠」
 記念式典 お国自慢 in 池袋
 観光協会創立50周年


 国内外の都市交流や「東京フラフェスタin池袋」の開催など豊島区の観光の発展に大きな役割を果たしてきた豊島区観光協会(齊木勝好会長)は今年創立50周年を迎え、11月4日に高野区長はじめ区内各界から多数の来賓を迎えて「創立50周年記念式典」を池袋西口のホテルメトロポリタンで盛大に挙行するとともに、翌5日、6日には記念イベントとして「お国自慢in池袋(全国観光都市PR展)」を池袋西口公園など3会場で開催した。

 記念式典であいさつに立った高野区長は「豊島区がこれまで以上に『住みたいまち』、そして『訪れたいまち』として評価されていくためにも、観光の振興は不可欠」とその活動を高く評価するとともに、さらなる豊島区観光協会の発展を期待した。

 とくに「お国自慢in池袋」は、東日本大震災で被災した自治体の復興支援を図る目的で、今年6月に協会内に「お国自慢in池袋実行委員会」(渡辺裕之実行委員長)を立ち上げ準備を進めてきた。

 参加自治体については、風評被害を受けている自治体に積極的に声をかけるとともに、豊島区の友好交流都市、全国の観光都市に呼びかけてきた。池袋西口公園会場には、「全国観光都市ブース」が設けられ、呼びかけに応じた宮城県大崎市や福島県いわき市など27の団体が出店し、それぞれの名産・名物を集め、震災復興や観光PRを行った。会場では、東日本大震災で被災した宮城県や岩手県、福島県等の自治体を支援するための義援金の募金も併せて行われた。

 また、アゼリア会場では、「世界各地のうまいもん大集合」をテーマに、ケータリングカー屋台村(移動可能式販売車)による多国籍フードの販売や大道芸人パフォーマンスが繰り広げられた。池袋駅西口駅前広場会場には、パフォーマンススペースが設けられ、駅利用者へ各自治体のお国自慢を披露した。

 一日の乗降客が約260万人の池袋駅周辺で東日本大震災の復興を応援する物産展を行うことは、被災地への積極的な経済支援につながるとともに、全国に向けて希望と活力を発信していくことに。参加した被災自治体はもとより、参加自治体を代表してあいさつに立った秋田・能代市長は感激しきりだった。


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